
5月10日、「賛美歌を歌う会」主催の原爆平和講演会が行われました。講師は日本被団協会員、日本基督教団八千代台教会会員の小谷孝子さんと樋口恵子さんで、貴重なお話を伺うことができました。
小谷さんは広島県呉市生まれ。6歳の時に被爆した経験を通し、現在は核兵器の恐ろしさ、平和の大切さを各地で語り伝えていらっしゃいます。そしてその傍らにはいつも、男の子が寄り添っています。実は、小谷さんは腹話術を学び、原爆でたった3歳で命を奪われた弟さんの「分身」である腹話術人形「あっちゃん」といつも一緒に講演をしているのです。この日も「あっちゃん」は小谷さんに負けないりっぱな語り部でした。
樋口さんは、長崎の原子爆弾で被爆されたお母さまの体験談を語り継ぐ活動をしていらっしゃいます。スライドを通し、また、お母さまの詩を読み、「原爆は絶対にあってはならない」「戦争を二度とくり返してはならない」と教えてくださいました。
講演の後は、参加者のみなさまと「長崎の鐘」「ふるさと」「キリストのへいわ」を歌い、平和への祈りを音楽で捧げました。
また、昨年平和講演をしてくださった荒木忠直(あらき・ただなお) さんも出席してくださいました。ありがとうございました。
●総務委員会ホームページ係

イエス・キリストの復活を覚え、みんなで感謝しお祝いをするイースター(復活祭)。イースターの日付は「春分の日以降、最初の満月を迎えたあとの日曜日」で、毎年日付が変わります。今年(2025年)は4月20日でした。
前日の土曜日には、教会で行っている子ども向けプログラム「くりくりあおぞらくらぶ」の中で、復活の象徴である「イースターのたまご作り」を行いました。子どもたちが心をこめて作った卵は、翌日の礼拝堂に彩りを添え、イースターを迎える喜びをあらわすものとなりました。
イースター当日、朝7時からは中庭で早天祈祷会が持たれ、静かに神さまの御前に心を整えるときとなりました。10時からのイースター礼拝では、開歌として「墓の中に」が聖歌隊と会衆とによって賛美され、復活の喜びが礼拝堂に満ちあふれました。
牧師のメッセージでは、「イエス・キリストは十字架で死なれましたが、三日目に墓から甦られました。復活は霊の体によるものであり、私たちに新しい命と希望を示しています」と、復活の真理が力強く語られました。
この礼拝の中では、祈祷会に参加され、長くZoomで礼拝に参加してこられた方が、長く祈祷会に出席される中で信仰を深め、ついに公に信仰告白をされて、バプテスマを受けられる恵みにあずかりました。神さまの導きと守りの中で、その歩みを教会全体で喜びをもって受け止めました。
礼拝後には、教会学校幼小科による恒例の「たまご探し」が行われました。ご近所の親子と教会メンバー、あわせて15名が参加し、にぎやかで笑顔のあふれるひとときとなりました。
●総務委員会ホームページ係

今年度最初の『くりくりあおぞらくらぶ』は、イースターの前日でしたので、イースターエッグ作りをしました。
ゆでたまごに絵や文字を書いてから食紅の入った水で色付けをしました。絵や文字は色水に浸けると弾くもので書いて、見えにくい場合もあるので仕上がりを想像しながらです。たまごを割らないようにそうっと持って書くのは少し大変でした。うさぎやお花、教会、そして「イースターおめでとう」の文字を沢山書きました。
色水がキレイ!赤、青、黄色しかないはずなのに、混ぜたり濃さが違うと色が全く変わってしまうので、半分だけ浸けてみたり、長く浸けてみたり。とっても面白かったです。100個以上あったたまごは、色水に浸けられて、あっという間にイースターエッグに変身完了しました。
イースターって何の日か知っているかな?
毎年同じ日ではないのを知っているかな??
イエス様の復活のお祝いの日ってわかったね!
イースターおめでとう!
くりくりあおぞらくらぶは、小学一年生から六年生が参加できます。開催日は不定期なので、お知らせがありましたらぜひお申し込み下さいね。

●くりくりあおぞらくらぶスタッフ

栗ヶ沢バプテスト教会は、今年度、教会組織50周年および伝道開始55周年を迎えました。2月16日、冬とは思えないあたたかな天気に恵まれて行われた感謝礼拝では、歌声が会堂じゅうに響き渡りました。ピアノやオルガンの奏でるBGMも含め、賛美歌はすべて、教会員の「好きな賛美歌アンケート」の結果をもとに選曲されたものでした。
トーンチャイム、手話つきの教会愛唱歌『主よ、あなたに招かれて』――この歌の動画(2019年2月17日収録)は《栗ヶ沢バプテスト教会のYouTube公式チャンネル》でご覧いただけます――、聖歌隊と共に歌う賛美・・・。すべてが喜びと感謝に満ち溢れていました。
また、教会の歩みを振り返る写真をスライドで見ながら、若い頃の自分を見つけて笑ったり、懐かしく思ったり。白黒の写真はカラーへと変わり、約半世紀の歩みの長さを実感する一方、これまでの神さまのお支えと、信仰の先輩方のお働きにあらためて感謝しました。
礼拝後には、ホールや中庭で豚汁ランチ(お汁粉つき!)のなごやかな交わりの時間も持ちました。なにせお天気が良かったので、中庭の方がかえって気持ちがいいくらいでした。
この日の礼拝メッセージで、「地域に根差す教会として、これからも十字架の救いを宣べ伝える教会であり続けたい」との言葉が牧師からありましたが、これは私たち「栗ヶ沢バプテスト教会」全体の言葉でもあります。近隣にお住まいの皆様方にこの言葉が届けられますことを心から願っております。
●総務委員会ホームページ係

2月8日土曜日、くりくりあおぞらくらぶ恒例の味噌の蔵出しと仕込みを行いました。数日前からキリッとした寒さが続き、おみそ日和でした。
この日蔵出したお味噌は、昨年の寒い時に教会の大人と子どもの有志で仕込んだもの。ずーっと寝ていたお味噌は、暑すぎた夏を超えてやっと完成の瞬間を迎えます!
昨年は特に暑いあつ〜い夏でしたから、がんばったお味噌はどんな風に仕上がっているでしょう??
ドキドキしながら開けててみると、茶色いキレイなお味噌が出てきました。角度によってキラキラして見えました。
蔵出し後は、計量をして、お味噌を袋に詰めました。同じ量を入れるというのが実はとってもむずかしい作業でした。でも、だんだん慣れてきて、勘がつかめてくると、ぴったり計れるようになりました。うれしかったですね。
カメが空になったら今年の仕込みが出来ます。
煮た大豆が柔らかくなったかは、親指と小指で挟んで潰せたらOKです。それを少し冷まして、ミンサーでモンブランみたいにしました。ミンサーのハンドルをぐるぐるまわすのは大変でした。終わらないと次の作業にすすめませんからがんばりました。その後は塩麹とまんべんなく混ぜました。サックリというのがすこし難しかったですね。混ざったらお団子にしてカメに入れるまでは一気に作業がスピードアップしました。
今年の仕込みも無事に終わりました。仕上がりは来年までのお楽しみです。
帰る前に、蔵出ししたお味噌で作ったお味噌汁をのみました。体の芯から暖かくなる優しい味がしました。
●くりくりあおぞらくらぶスタッフ