アドベント第2週の土曜日の午後、栗ヶ沢教会初のオルガンコンサートが行われ、およそ60人の方が聴衆として集いました。
若きオルガニスト斉藤春佳さんの演奏は、オルガンの魅力を存分に引き出し、荘厳かつ繊細なオルガンの音色に聴衆の皆が魅了されました。日本とドイツでオルガンを学ばれた春佳さんは、ドイツのクリスマスの賛美歌を解説し、その賛美歌(コラール)に基づいて作曲されたオルガン曲を演奏してくださいました。有名な「トッカータとフーガニ短調(バッハ作曲)」は聴きごたえのある曲ですが、その冒頭の部分はイエス・キリストの降誕、十字架、復活が表現されているそうです。
彼女のお話にも引き込まれました。特に、どのようにしてオルガンと出会い信仰を持つに至ったかの話はとても印象的で、心に響きました。癌で余命宣告をされた大好きなお祖母様がオルガンの音に癒されると喜んで聴いてくれたこと、結果的に余命宣告された年月より長く生きられたこと、洗礼を受けクリスチャンになって亡くなったお祖母様のお顔がとても安らかだったこと、「私も天国でお祖母ちゃんに会いたい」と思ったことなど、とても感動的でした。ドイツのクリスマスの思い出も語られ、ドイツを旅した気分になりました。
今回は「賛美歌を歌う会」主催の聴衆参加型のコンサートで、クリスマスの賛美歌を6曲歌いましたが、60人の歌声が100人分にも思えるほど会堂いっぱいに響き渡りました。最後に「きよしこの夜」を歌い、思いはクリスマスへと向けられました。
春佳さん、これからも素敵な演奏とお話で沢山の方々に癒しと力を与え続けてくださいね!
オルガンは、栗ヶ沢教会の毎週の礼拝でも使われています。またオルガンを聴きたい、あるいは聴き逃したという方は是非礼拝にお越しくださいませ。オルガン伴奏で共に賛美歌を歌いましょう!
●賛美歌を歌う会
2024年12月、栗ヶ沢教会では久しぶりに高らかに歌声を響かせるクリスマスを過ごすことが出来ました。マスクをつけて、インフルエンザやコロナの感染予防は続けています。そのような中にあっても、会堂中を賛美でいっぱいに出来るクリスマスの各礼拝を無事に捧げられたことは、本当に感謝すべきことでした。
15日は大人と子どものアドベント合同礼拝でした。ルカによる福音書 1章46節〜56節を、子どもたちが輪読しました。子どもの頃に聖書を読み、神さまが自分のような小さい者のほうへ、ひとり子イエスさまを送ってくださったことを知る・・・、これに勝る恵みはないでしょう。
聖歌隊は『子どもたちよ、見てごらん』をプロジェクターに映し出したかわいい絵の前で賛美しました。
22日はクリスマス礼拝。「ベツレヘムの馬屋でお生まれになり、布にくるまれて眠る飼い葉桶のイエスこそが私たちの場所なのです」と、木村牧師から神さまのメッセージを聞きました。祝会では様々なエンターテインメントが披露され、楽しいクリスマスになりました。トースターを使って乳香(ミルラ: myrrh)のにおいを実際に確認する実験をしたクラスも!クイズやビンゴで盛り上がった後、有志による商店街でキャロリングがあり、大きな喜びを教会の外にも届けました。
そして24日の夜はクリスマスイブ燭火礼拝。照明が消され、ろうそくの灯りのなか、教会員の聖書朗読でイエス・キリストの降誕の様子をたどりました。牧師のメッセージ『闇の中の光、心の目を開けよ』を聞き、混とんとした今の時代にあっても、暗闇に光があることを信じ、私たちは心の目を開き、生きる上で何が一番大切なのか、まことの神がどこにおられるのかを悟る者になりたいと、強く願いました。
●総務委員会ホームページ係
11月3日、召天者記念礼拝・墓前礼拝が行われました。今年もたくさんのご遺族の方々が来会してくださり、先に召された愛する方々を覚えて、共に礼拝を捧げることができたことを感謝致します。
午後からはラザロ霊園の教会墓地で2名の方の納骨式を行うことができました。納骨式の後は墓前礼拝をともにささげました。お天気にも恵まれて感謝でした。
11月10日は、子ども祝福礼拝が行われ、子どもたちが神さまから祝福を受けました。欠席のお友達もたくさんいたけれど、来年はぜひ教会で会いましょうね!
11月24日は、世界祈祷週間礼拝でした。祈りなくして平和はあり得ません。みんなで心を一つにして心の平和、世界の平和を祈り捧げました。
●総務役員会ホームページ係
去る夏、栗ヶ沢バプテスト教会と市川市の市川八幡キリスト教会から7人の子どもたちが集まり、特別なひとときを過ごしました。初めて会う友だちや教会での新しい体験に、子どもたちの笑顔が輝く一日でした。
まずは「教会探検」でスタート。広い教会内を歩き回りながら、楽しい発見に子どもたちは大興奮!その後、午前中の活動として、自然の恵みを活かした「草木染めエコバック」作りが行われました。玉ねぎの皮で染めるエコバックには、事前にビー玉や輪ゴムを使って模様をつけます。輪ゴムの巻き方やビー玉の使い方が違うと同じ材料を使っても、それぞれ異なる模様ができ上がり、みんなの個性が光りました。「すぐ染ま〜る液」に長く浸すほど深い色になる仕組みで、染め上がったエコバックも少しずつグラデーションを濃淡を感じました。完成したエコバックはA4サイズもすっぽり入る日常使いに便利なバッグに仕上がり、神様がくださった自然の恵みに感謝しました。
午後は、体をたくさん動かす歌やなぞなぞで盛り上がり、エネルギー全開!
そして、待ちに待った「スイカ割り大会」では、小さい子から順に目隠しをして挑戦し、最後に6年生のお姉さんが見事にスイカを割りました。割れたスイカやフルーツ缶のフルーツ、手作りの白玉を使ったフルーツポンチをみんなで作り、美味しいおやつタイムを楽しみました。
終わりの会では、市川八幡教会の友だちとお別れし、栗ヶ沢教会の子どもたちは夏期キャンプ第二部がスタート。「神の作品、すべてがすばらしい!」をテーマに、創世記1章11節「神がお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは、きわめて良かった。」を暗唱聖句として神様が創られた素晴らしい命をテーマに、新聞やチラシから動物や果物を選んで貼り合わせたコラージュ作品も作成。みんなの感性が豊かに表れました。
今回の夏期キャンプで、子どもたちの心に神様の御言葉と共に楽しい夏の思い出が少しでも刻まれているといいなと思っています。
また、12月にはイエス様の誕生をお祝いする楽しい企画も準備中です。12月14日(土)午前中には「くりくりあおぞらくらぶ」を、15日(日)には大人と子どもの合同礼拝と工作を行う予定です。くわしくは教会のホームページや教会前の掲示板に掲示いたしますので、どうぞチェックしてみてください。
(下の写真をクリックすると花火の音が聞こえます。)
関連リンク:
市川八幡キリスト教会
https://ichikawayawata-church.org/
●夏期キャンプスタッフ
10月20日の主日礼拝は、「秋の特別礼拝」でした。聖望キリスト教会から協力牧師の竹下力先生とゴスペルシンガーの竹下静さんをお迎えし、メッセージと特別賛美をしていただきました。
竹下力先生がこの日選ばれた聖書箇所は、ルカによる福音書7章36〜50節。罪深いと言われる女性、イエスさま、そしてファリサイ派という当時のユダヤ教の一派であるシモンが登場します。女性のある行動により「あなたの罪は赦された。」と言葉をかけたイエスさまと、そこに疑念を持ち始めるシモン。そもそも罪深いとはどういうことでしょう。竹下力先生は「罪深いとは『的外れ』なことだと、サッカーで言えば、シュートをしたボールがゴールの枠を外してしまうことです」とおっしゃいました。
罪を赦されているのはこの女性だけではなく、私たちもイエスさまが十字架にかかられたことにより、既に赦されていることを改めて聞いたとき、これこそが「Amazing Grace(驚くばかりの恵み)」なのだと気づきます。
竹下力先生のメッセージのあとには、静さんの素晴らしい賛美がありました。どうもありがとうございました。
●総務委員会ホームページ係
♬「主とともに歩む」
♬「永遠に」
♬「Amazing Grace」