クリスマスという出来事は、本日のフィリピの信徒への手紙によると「神が人となる」という出来事であると読み取れます。イエス・キリストの本当の誕生日がいつなのか、それを解明することは、歴史学者たちの研究によっても容易なことではありません。それにもかかわらず、初代教会がその日を12月25日と定めたことには必然性があります。それは、この日を祝日と定めることで、神と人との交わりがスタートした決定的な日として、これを記念することができるようにしたのです。
イエス・キリストはこの意味で「仲保者」(Mittler:独 )であります。これは、イエス・キリストが神と人の仲立ちとなり、神との交わりを開く人となられたということです。ちょうど、見合い結婚をする際に、仲人が間に立ち、両家の縁結び役をつとめるように、キリストが、神から離れ罪の世界に陥った人間を神と結びつける役割を担ったのです。
本日のフィリピの信徒への手紙では、クリスマスを「神のへりくだりの出来事」として表しています。本日はこの箇所を与えられた聖書として、神の御言葉(みことば)に聞いてゆきます。
●12月8日 週報巻頭言 牧師 木村一充
The event of Christmas can be read as the one of “God becoming man” according to Philippians. It is not easy for historians to figure out when the real birthday of Jesus Christ is. Nevertheless, there is a certain inevitability in the fact that the early Church designated the day as December 25. By designating it as a national holiday, we could commemorate it as the decisive day on which the communion between God and man began
Jesus Christ is in this sense the “Mediator” (Mittler: German). This means that Jesus Christ became the mediator between God and man, the one who opens fellowship with God. Just as a matchmaker stands between two families in an arranged marriage and brings them together, so Christ has taken on the role of uniting mankind, who has fallen away from God and fallen into sin, with God.
Philippians describes Christmas as “the event of God's humility. Today we will listen to the Word of God using this passage as a given Scripture.
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