メッセージ : 「できない」という力
【「できない」という力】
「ナボトのぶどう畑」の物語は、「十戒」との関連で捉えていくと、いっそう罪や悪の構造がはっきりしてきます。
アハブ王と王妃イゼベル(そもそもこの二人こそ北王国にバアル神殿体制を導入した当事者です)は、隣人ナボトのぶどう畑を欲し、貪(むさぼ)ります。
「神の嗣業を売買することはできません」と断るナボトに対し、「支配者は自分だ」とひらきなおり、神に成り代わって強制収奪します。陰謀をめぐらせてナボトを殺害し、土地を没収するのです(殺しと盗み)。
更に、この世の力に与する巷の有力者たちは、でっちあげの裁判で偽証し、ナボトの殺害に荷担します。このように、「十戒」に並記されている罪や悪は、実は個別のものでなく、人間の生の実態の中でつながっています。
こうした暗黒の中で、ナボトは消されます。しかし炎を灯しています。光を放っています。「神の恵みを忘却し、私物化することは『人間にはできません』」というナボトが貫いた「生の立ち位置」は、この世の闇を撃ち貫く光として、消されることなく輝いています。
●2月13日 週報巻頭言 吉高 叶
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