メッセージ : 2024年 3月24日 棕櫚の主日礼拝
週報巻頭言「見よ、十字架のイエス」
本日より受難週が始まります。主イエスが子ロバに乗ってエルサレムに入城したのは日曜日のことでした。これを見たエルサレムの人々は、歓呼して主イエスの一行を迎え、棕櫚の枝を振りながらこれを迎えたとヨハネ福音書にあります。これにより、この日が「棕櫚の日曜日」と呼ばれるようになりました。
本日の聖書箇所は、それから五日が過ぎた金曜日の出来事が記されているところです。エルサレム郊外のゴルゴタ(「されこうべ」の意)の丘に、イエスは他の二人の犯罪人と一緒に十字架につけられました。人々はイエスをののしって言います。「他人は救ったのに、自分は救えない。…今すぐ十字架から降りるがいい。それを見たら信じてやろう。」
しかし、イエスはこれに対して無言のまま、ただ十字架上で苦しまれるだけでした。嵐を静め、盲人の目を開き、ラザロを死人の中から復活させることがお出来になった方が、この場面ではなすすべもなくうなだれておられる。それはなぜか。本日はイエスの最後の場面から御言葉(みことば)に耳を傾けます。
●3月24日 棕櫚の主日礼拝 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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