★この説教の文字原稿と動画の掲載は終了しました。
ある安息日のことです。イエスと弟子たちの一行が、麦畑の中を通って行くことがありました。その時、弟子たちが、歩きながら麦の穂を摘んで食べたというのです。
律法の規定によれば、このような行為は普通の日であれば、何の問題もない行為でした。申命記23章25節によると、旅人は畑に鎌を入れない限り、麦を自由に摘んで食べてもよいことになっています。
ところが、この日は安息日であり、一切の仕事をすることが禁止されていました。当時のファリサイ派のユダヤ人たちは、四十に一つ足りない数の「安息日にしてはならない労働」を定めていたと言われます。そのうちの四つ、すなわち刈り取り、もみ殻の吹き分け、打穀とあら粉の準備、という禁じられた労働をした罪で、弟子たちは律法違反者として告発されたのです。彼らラビにとって、このような律法違反は死罪に当たるほどの重罪でした。
これに対してイエスは言われます。「安息日は、人のために定められた。だから、人の子は安息日の主でもある。」と。本日はこの箇所から、安息日の意味について考えます。
●4月30日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
One Sabbath, Jesus and his disciples were walking through a grainfield. At that time, the disciples picked and ate ears of wheat as they walked along.
According to the rule of the law, such an act would have been perfectly acceptable on a normal day. According to Deuteronomy 23:25, travelers are free to pick and eat wheat as long as they do not put a sickle into the field.
However, this day was the Sabbath, and no work was allowed. It is said that the Pharisee Jews at that time set a number of "labor they must not do on the Sabbath" which was one in forty. For doing four of these forbidden labors: harvesting, blowing the chaff, and preparing the threshing and flour, the disciples were accused of breaking the law. For these rabbis, breaking the law was a serious offence as a capital crime.
Jesus says to this. "The Sabbath was made for man. Therefore, the Son of Man is also Lord of the Sabbath." From this passage, we will consider the meaning of the Sabbath today.
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