メインメニュー
インフォメーション
リンク
メッセージ : 人生と困惑
投稿者 : webmaster 投稿日時: 2010-11-14 17:24:57 (1425 ヒット)

               【人生と困惑】
 パウロは(パウロでさえ)、「罪を脱したいと心底願いながら、そこから脱することができない」と呻いています。
 私たちもまた、「罪なき者」でありたいと望んでいますが、どうしてもそうなりません。自らをむち打つようにして罪を抑えようとしても、自己というものがあり、肉体というものがある以上、私たちは罪から離れることはできないのです。
 人間が「生きる」ということには、根源的に「罪の困惑」が伴っているのではないでしょうか。ただし、考えてみれば、この困惑や苦しみを憶えることは、人間としてとても素敵なことでもあります。何をしようがお構いなし。誰を泣かそうが無関心・・・。決してそうあることはできず、良心や良識を持ち、道義や道理をわきまえるからこそ、ましてや、神の前に立っていることを知るからこそ、私たちは苦しみ、困惑するのです。それが人間というものです。
 しかし、その罪の中に生まれたもうたキリストを私たちは信じるのです。罪に死に、永遠の救いによみがえらされたキリストに私たちは与るのです。神の国は、実にこの罪人の中にあるのです。
                   ●11月14日週報巻頭言 吉高 叶


印刷用ページ 


日本バプテスト連盟   栗ヶ沢バプテスト教会

  〒270-0021 千葉県松戸市小金原2-1-12 TEL.047-341-9459


 栗ヶ沢バプテスト教会 Copyright© 2009-