メッセージ : 神の慈愛のものさし
【神の慈愛のものさし】
パウロは、(自分の努力の積み重ねによってではなく)神さまの恩寵によって義とされた喜びを次の二つの言い方で表しています。「神との間に平和を得ている」「神の栄光にあずかる希望を誇りとしている」と(ローマ5:1-2)。まさに、キリストに出会う以前の彼が得ることができなかったものと、彼は今出会っているのです。それは、平和(平安)と希望でありました。
自分で自分を磨き、自分で自分を評価し、自分で自分を義とする道には、どこかしら不安がつきまといます。常に自分が気になり、理想像と現実の狭間で自己嫌悪します。そこが不安定ですから、将来・未来についても不安です。失敗を案じ、挫折を恐れます。「自分の出来」がものさしになっていますと、現在についても未来に対しても、平安と希望を持てなくなるのです。
神の愛と恵み。キリストをくださるほどの慈しみ。これが新しい自己理解のものさしです。この慈愛のものさしで見つめ直すとき、自分自身も、今ある状況も、そしてまだ見ぬ未来も、新しいものとして差し出されてきます。
聖書テキスト ローマの信徒への手紙5:1−11
●10/31週報巻頭言 吉高 叶
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