✣ 忍耐と祈り ✣
『聖書教育』によりますと、パウロは「人は信仰により義とされる」(信仰義認)と説いておりますが、ヤコブは「人は行いによって義とされる」と説き、マルチン・ルターにより「藁の書」と酷評されましたが、ヤコブはむやみに「行う」ことに固執してはおらず、また義を頂く条件として「行い」を勧めているのではなく、ヤコブ自身が「自由をもたらす完全な律法(注:イエス・キリストのこと)を一心に見つめ守ろう」(1章25節)とした結果、み言葉こそが人を突き動かし、立ち上がらせ、神様に喜ばれる良い「行い」へと向かわせるのだ、そして黙想の中で、心を空しくして、み言葉に聞き入る、受け入れる、その時に与えられる思いを神様の導きだと信じる、そうすればきっと良い「行い」へと導かれる、と言うのがヤコブの手紙であります。
本日の学びは「忍耐と祈り」(ヤコブ5章7〜20節)であります。そして前半は「忍耐」の大切さが説かれ、我慢の先に希望を見出し、厳しい現実を耐え抜くことが大切だ、忍耐した人は幸いだ、主に信頼し、終末に希望を置くことが出来るからだ、と説かれています。中間は、信仰のあるべき姿が示され、謙虚に生き抜きなさいと説かれています。そして後半は、「祈り」の大切さが説かれ、4つの「祈り」を例に、主様がお癒し下さることを信じ、希望を失わず、「忍耐」し「祈り」なさいと勧められています。
●7月25日 週報巻頭言 教会員 S.S.
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