✣ 神を畏れ敬えば ✣
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあります。二つの物事を欲ばって同時に得ようとして、結局どちらも得ることができず失敗したり、中途半端に終わることを意味しています。一つに集中することです。
コヘレトは、それとは逆のことを言います。「一つのことをつかむのはよいが、ほかのことからも手を放してはいけない。神を畏れ敬えば、どちらをも成し遂げることができる」(7:18)。コヘレトは、ここで、あれもこれも何でも適当にという、事なかれ主義を勧めているのではありません。「善のみ行って罪を犯さないような人間はこの地上にはいない」(7:20)と言うように、人間は、善と悪が百ゼロではなく、両義性をもっています。それゆえ、「神を畏れ敬えば」、両極端に走ることなく、どちらをも成し遂げることができる」と言うのです。
もう一方で、新約聖書の黙示録には、「あなたは、冷たくもなく熱くもない。むしろ、冷たいか熱いか、どちらかであってほしい」という言葉があります。コヘレトと黙示録の言葉、矛盾しているようですが、どちらも真理であり、今、聴くべき言葉だと思います。
今日、格差や差別など多くの問題を抱え、自由や平和憲法が危うい状況の日本において、私たちは、キリスト者として、どこに立ち、どう生きるのかを、コヘレトや黙示録の言葉を通して考えさせられます。
●10月25日 週報巻頭言 牧師 村上 千代
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