メッセージ : 神はわがやぐら
✣ 神はわがやぐら ✣
『旧約聖書一日一章』著者の榎本保郎氏は、詩編46編のメッセージで、マルティン・ルターについてこのように書いている。
「彼の宗教改革は決してスムーズに行ったわけではない。終始誤解され、そのため多くの人からののしられ、悪魔呼ばわりまでされた。時には彼の心は、すっかり滅入ってしまった。妻が彼の部屋に喪服ではいっていき『神がなくなりました』と言ったおかげで、彼の心に再び光が与えられたこともあった。それほどにルターの苦悩は大きかったのである。」
宗教改革の中心人物であるルターは、その困難の中で、詩編46編を絶えず口ずさみ想を得て「神はわがやぐら」を作詞作曲した。この賛美歌はルターの最もよく知られた賛美歌で、日本の教会でもよく用いられている。ちなみに、日本バプテスト連盟発行の『新生讃美歌』にも取り上げられており、私たちにもなじみ深い。
詩編46編を絶えず口ずさみ、救いの光を見い出したルターの信仰告白とも言えるこの賛美歌。苦難の中にあって、神が避難所となってくださり、盾となってくださり、共にいてくださるという確信をもち、神に信頼して生きる時、私たちに恐れはないのだと励まされる。
●10月21日 週報巻頭言 牧師 村上 千代
- 2024年11月24日 世界祈祷週間礼拝 (2024-11-23 12:43:49)
- 2024年11月17日 主日礼拝 (2024-11-17 17:08:22)
- 2024年11月10日 子ども祝福礼拝 (2024-11-10 16:33:24)
- 2024年11月 3日 召天者記念礼拝 (2024-11-03 16:14:56)
- 2024年10月27日 主日礼拝 (2024-10-27 11:18:50)
- 2024年10月20日 秋の特別礼拝 (2024-10-20 19:11:42)
- 2024年10月13日 主日礼拝 (2024-10-13 16:13:22)
- 2024年10月 6日 主日礼拝 (2024-10-06 18:44:11)
- 2024年 9月29日 主日礼拝 (2024-09-29 17:18:40)
- 2024年 9月22日 主日礼拝 (2024-09-22 15:41:26)