✣ 思い上がるな ✣
使徒パウロは同胞(イスラエルの民)がキリストに結ばれることを切実に願っていました。【わたしには深い悲しみがあり、…心には絶え間ない痛みがあります】(ロマ9:2)と、同胞への思いを綴っています。「神の選民(イスラエルの民)の堕落」と「異邦人の救い」をパウロは雄弁に語ります。「ローマの信徒へ手紙 9〜11章」に記された内容を大胆に要約してみました。
1)パウロの同胞は“神に選ばれた民”
選民の特権は取り消されない(11:29)。しかし、選民の歴史は、選民の中の“神に忠実な人々”が祝福を受け継いだと伝えている。
2)神は“異邦人”も祝福する
神は、神に背を向けた選民を反面教師として“救い”を異邦人に向けた。異邦人の中にも神に従う人々がいる。パウロは、そのような異邦人へ福音を宣べ伝える使徒とされた。
3)選民は“砕かれた心”を回復せよ
律法によって神の御心を知るも、それを実行しない選民がいた。一方、熱心に実行して自己陶酔し、他者を裁く選民もいた(かつてのパウロ)。選民は異邦人から「軽蔑」された。
4)異邦人は“接ぎ木された枝”
「選民の堕落」「異邦人の救い」は神の計画。選民は再び神に立ち返る(11:32-33)。異邦人は、“接ぎ木された枝(11:24)”に過ぎないのだから、高ぶるな。神を恐れよ。
●5月28日 週報巻頭言 牧師 山田 幸男
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