✣ 御国への招待 ✣
イエス様は、貧乏人や病人など律法を守れない弱者に福音を宣べ伝えておられました。そのため当時の指導者層から敵視されていたのです。ところがある時、驚くべき事件が発生しました。イエス様を敵視しているはずの指導者の一人が突然イエス様の前にひれ伏し、懇願して言ったのです。「私の娘がたった今死にました。しかしおいでになって、娘の上にあなたの手をおいてください。そうすれば娘は生きるでしょう。」この人は社会的地位も名誉も恥も外聞もかなぐり捨てて、愛娘のためにイエス様の御前に身を投げ出したのです。
イエス様がその懇願に応えて歩みを進めている最中、またしても事件が発生しました。12年もの間、出血がとまらず、その汚れのため神殿で祈ることも許されず、病気治療のために全財産を使い果たしてしまった女性が、後ろから、そっとイエス様の衣に触れたのです。
汚れた者が聖なる方に触れるなど、大変な冒涜でした。一方は高い権威と社会的な重責を負い、人々の尊敬を集める指導者。もう一方は社会的にも宗教的にも抹殺された女性。当時の常識からは大きく逸脱した二つの事件が一連の出来事としてまとめられるという、聖書の中でも特異な箇所です。
しかもこの異常な出来事は、マタイ・マルコ・ルカの三福音書において、全く同じ構成で、記載者それぞれの視点から取り上げられており、この二つの事件の一貫性が強調されています。本日はこれら異常な出来事を通して私たちに語られている福音をご一緒に味わいたいと思います。
●1月22日 週報巻頭言 教会員A
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