「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。」
わたしたちは、それぞれが人生の荷車を引っ張って生きています。自らの闘病、肉親の介護、経済的負債、対人関係のこじれ、過去のトラウマなどです。
自分の荷車ですから、自分で引いています。一生懸命に引いています。人生とは、かくも重い道のりです。
しかし、イエスさまは呼びかけてくださいます。「わたしのもとに来なさい」と。
では、「わたしのもと(イエス様のもと)」とは、いったいどこにあるのでしょう。人生を放り出し、荷車を投げ捨てて、どこかに行けばいいのでしょうか。いいえ。わたしの人生はあくまでもわたしの道として歩むべきです。けれども、イエス様が「わたしの道」に寄り添い来て、わたしの人生の道の中で「わたしのもとに来なさい」とおっしゃるのです。自分の荷車を引きながら行くしかない「わたしの人生の道」に、「イエス様のもとに」という場所があるというのです。
イエス様はおっしゃいます。「あなたがたを休ませてあげよう」と。
「荷を降ろさせてあげよう」ではなく「休ませてあげよう」です。やはり、わたしの人生を、わたしが歩んで行くのです。けれども、休みが与えられます。慰めが与えられます。また、人生の荷車の豊かな引き方、平安な引き方を、イエス様に学ぶことができます。
とかく、自分の人生の荷車を引きずりながら、自分自身を痛めつけている私たち。
イエス様のもとで休みつつ生きること、そして柔らかく荷車を引く引き方を学ぶこと。それを大切にしていきたいと思います。
●三郷家庭集会の話より
- 2024年11月24日 世界祈祷週間礼拝 (2024-11-23 12:43:49)
- 2024年11月17日 主日礼拝 (2024-11-17 17:08:22)
- 2024年11月10日 子ども祝福礼拝 (2024-11-10 16:33:24)
- 2024年11月 3日 召天者記念礼拝 (2024-11-03 16:14:56)
- 2024年10月27日 主日礼拝 (2024-10-27 11:18:50)
- 2024年10月20日 秋の特別礼拝 (2024-10-20 19:11:42)
- 2024年10月13日 主日礼拝 (2024-10-13 16:13:22)
- 2024年10月 6日 主日礼拝 (2024-10-06 18:44:11)
- 2024年 9月29日 主日礼拝 (2024-09-29 17:18:40)
- 2024年 9月22日 主日礼拝 (2024-09-22 15:41:26)