メッセージ : キリストへの旅路
【キリストへの旅路】マタイ2:1−12
キリストの誕生にめぐりあった東方の学者たち。彼らは、長い旅を経て幼子のところにたどり着きました。幸いな人々です。
けれど、考えてみるなら、彼らの旅はあまりにも無謀で頼りない旅路でした。目的地も定かでない。旅程も決まっていない。会うべき相手すらもわからないままに出発した旅だったのですから。しかし、そこにこそ人間の人生の縮図があるように感じます。
多くの思想、哲学が、人生を旅路に例えて語ります。しかも人生という旅は、誰しもが見通しや計画を立てて始めるものではありません。気が付いたら始まっていて、既に旅路を歩んでいるのです。そして誰にとっても思い通りにいかないのが、この旅路・人生です。見当はずれのところに迷い込み、あわや罠にはまってしまいそうにもなります。容赦ない悪巧みが知らず知らず近寄っています。
そんな「無明長夜」の人生の夜空に、しかし道しるべの星が輝いています。この星が輝いている場所こそが天です。天を仰いで歩むときに、わたしたちはたどり着くのです。旅路の真の目的地に。
12月23日 週報巻頭言
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