今年の暑さは世界中、異常、異変の暑さ。それに加えて日本の台風の多さ。西日本の豪雨は皆様も御存知のとおりです。2011年の東日本の津波を想像させるくらいの被害状況でした。私は人間の尽きることのない欲に対する神の答えのように思えました。そんな中、山口県周防大島町で行方不明だった2歳の男の子の救出。ドラマを見ているようでした。日々無事を祈りながらの生還は感動で涙、涙でした。(ボランティアのおじさん、ありがとう。)
あっ、女性会の報告なのに!
介護品作りは長年にわたって続けられてきましたが、少しずつ、ニーズは変化しています。まだ今年度分はお送りできていませんが、来年の備えのため、相手先とやり取りをしてゆきたいと考えています。女性会の皆様、お疲れ様でした。小さな事を大切に、祈りつつ。
●女性会 介護品係 橋本 陽子
テレビ、新聞、様々なメディアを通して戦争の記憶をたどる機会の多い8月。栗ヶ沢教会では毎年、平和祈念礼拝が捧げられます。今年は8月12日でした。
「あぁ平和よ、くしき平和よ」との歌詞が響く、聖歌隊による賛美「心の緒琴に」(賛美の動画はこちら)に続いて語られた、この日の礼拝説教は「主の示される道を歩もう」とのタイトル。預言者たちが活動していた旧約聖書の時代と現代を対比させながら、こんにちのクリスチャンたちと教会に求められる働きについて学ばされるお話でした。旧約時代の預言者たちは、根拠のない平和を語っては人々に媚びる「ニセ預言者」を痛烈に批判しています。現在の日本は、他国と戦争状態にあるわけではなく、平和を手にしているかのように見えます。しかし、「国家の安全のために」というお題目で、あたかも戦争行為を容認するかのような国造りを進める政治や、ごく普通の人々が繰り広げるヘイトスピーチなど、実は、争いの火種があちらこちらに見受けられる危うい状態であり、見せかけの平和の中に暮らす様は、旧約の預言書の時代と重なるとのメッセージに、今こそ真の平和を造り出してゆこうとする積極的な姿勢の必要性を強くおぼえました。
礼拝後はティータイム。真夏の照りつける太陽もこの日は一休みし、朝の通り雨でうるおった中庭で、新来者の方も一緒に、冷たい飲み物を片手に交流のひとときを持ちました。
●ホームページ担当 水林 京子
行事が盛り沢山だった今年の7月。今回は2題まとめてお届けします。
まずは7月8日の分級(教会学校)の時間におこなわれた全体会について。この日は、「小さなお子様をお連れのお父さん・お母さんがほっとできる教会であるために」というテーマで、年齢層別の4グループに分かれてアイディアを出し合う、初の試みがおこなわれました。各グループからの発表の際には、「託児体制の充実」という根幹的なものから、「こども週報の発行」や、「別室でも礼拝の樣子を見られるモニターの設置」など、発展的なものまで、様々な意見が出されました。今後、それらを整理して、できることから少しずつ実現してゆけたらと思います。
そして、翌週7月15日の昼食時には、そんな小さなお子様連れのお母さんの一人でもある、S.M. さん(6月に転入会)の歓迎愛餐会が開かれました。ご挨拶の中で、4歳のご長男は平日でも「栗ヶ沢教会に行きたい」との言葉が出るほど、この教会を気に入ってくれているとのお話も聞けました。うれしいことです。これから、Sさんご一家と様々な思い出を一緒に紡いでゆけることを、教会の皆も楽しみにしています。
●ホームページ担当 水林 京子
7月15日の主日礼拝の中で、青年会と少年少女会合同での賛美が捧げられました。曲は「主よ、だれよりも」。主が私たちに注いで下さった愛に気づき、心に光が射し込む様子が、元気が出るような明るいメロディーで歌われました。
賛美が始まると、聴いている人たちも、青少年たちと一緒に手拍子をしたり、週報に印刷された歌詞を見ながら歌を口ずさんだり、さらには、どこからかシンバルの音も聴こえてくるなど、とても楽しい雰囲気の賛美となりました。
●ホームページ担当 水林 京子
*当日の賛美を動画でご覧ください。
6月24日〜7月1日は、今年度の神学校週間でした。伝道の働きを担う神学生のことを覚え、支えるために、心をひとつにする時です。今年、栗ヶ沢教会では、1週間後の7月8日、東京バプテスト神学校在学中の陳弼蘭(チン・ピルラン)神学生を説教者にお迎えして、「神学校週間礼拝」を捧げました。
陳さんは、韓国ご出身とのこと。説教では、ホワイトボードを用いて、お話に関連する様々な聖書箇所を書き出しながら、また時には、韓国の聖書での言い回しを紹介しながら、神様が私たちに約束して下さっている素晴らしい恵みについて、熱く語って下さいました。「イエス様の十字架を通して、神の子として‘特権“をいただいた私たちは、そのことをもっと深く認識すべき。神様にどのように恩返しできるだろうか?」とのメッセージは、クリスチャンとして、折にふれ、心の引出しから取り出して、噛みしめるべき言葉のように思いました。
「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(聖書・マルコ16:15より)とイエス様はおっしゃっています。その働きを支えることも、神様への応答のひとつではないでしょうか。
●ホームページ担当 水林 京子