
11月18日の午後、「収穫感謝芋煮会」がおこなわれました。
猛暑と台風の影響からか少し遅れていた教会周辺の木々の紅葉も見られるようになり、晩秋のひんやりした空気も手伝って、雰囲気作りはバッチリ。中庭にコンロをしつらえ、準備が整ったら、皆でお鍋の周りに集まって、お祈りでスタートです。熱々の芋煮汁が次から次へとお椀によそわれてゆきました。
「あ〜、おいしい〜!」サツマイモの甘みが引き出されたまろやかなスープと、香り豊かなたっぷりの根菜たちが奏でるハーモニーに、誰もが舌鼓を打っていました。中には、ハプニングで薬味の七味唐辛子が大量に入り、真っ赤になってしまったお椀もありましたが、辛党の強者たちにとっては、それもまた、一層体を温めてくれる、おいしい一杯となったようです。
今年も例年同様、食事代収入から経費を差し引いた収益9,870円を、「日本国際飢餓対策機構」に寄付しました。実りの秋の主の恵みに感謝です。
●ホームページ担当 水林 京子

11月も中旬に入り、巷は七五三シーズン。栗ヶ沢教会では、11月11日の主日礼拝を「子ども祝福礼拝」として捧げました。礼拝の中で、小学1年生以下のお子さんを対象とした「子ども祝福式」が執りおこなわれ、12名のお子さんたちが出席してくれました。祝福の輪の中に新しいお子さんたちを迎えられたことも、また、馴染みのお子さんたちがまたひと回り成長した樣子を見られたのも、教会の皆にとって大きな喜びでした。
牧師からは「こんにち、子どもたちを取り巻く社会の環境は決して良いとは言えないが、そのような中であるからこそ、子どもたちには、神の愛をいっぱいに受けながら、神の子として育っていってほしい」との話もありました。
「一人ひとりが社会の中で大切にされ、幸せに育ってゆけますように、そして教会も、彼らとともに歩み、寄り添い、ともに育ってゆけますように」と祈りを合わせ、今年も最後は、こどもさんびか「ことりたちは」を皆で歌い、小さないのちに寄り添う神様の愛に感謝を捧げました。
●ホームページ担当 水林 京子

私たち栗ヶ沢教会は11月の第一主日(しゅじつ=日曜日)を召天者記念礼拝の日としており、今年も11月4日に多くのご遺族の皆様をお迎えしてその時を持ちました。
午後からは教会墓地があるラザロ霊園にて墓前礼拝が行われ、ご遺族の方々と共に賛美歌を歌い、献花をさせていただきました。少し不安な天気の中、屋外で執り行いましたが、少し小雨が降ったのみで礼拝が守られましたのも神様のみ恵みであったと存じます。
当教会との係わりを持たれ、先に召されていった方々を覚えて、共に礼拝を捧げることができましたことを感謝致します。当教会はこれからもこれらの方々と共に在り続けます。
●礼拝役員 T. Y.

空気がひんやりとして、秋の深まりを感じるようになった10月28日、今年度の「秋の特別伝道礼拝」が捧げられました。今回の講師は、クリスチャン新聞編集部長、月刊『百万人の福音』編集長を歴任され、現在はクリスチャン新聞編集顧問でいらっしゃる守部喜雅先生でした。2014年秋の特別伝道礼拝以来、4年ぶりに講師を務めていただきました。
『聖書を読んだサムライたち』シリーズをはじめ、日本の歴史とキリスト教の関わりについて数多くの著作をお持ちの守部先生。今回は、現在放送中のNHK大河ドラマで注目されている、西郷隆盛についてお話しいただきました。
とかく革命家としての勇ましいイメージが付いて回る西郷さんですが、彼が聖書を読んでいたことが、近年わかってきたとのこと。そのことを踏まえて歴史を振り返る時、「戊辰戦争」で敵対し敗者となった庄内藩に対する寛大な処置や、朝鮮進出を目論んだ「征韓論」の中で非暴力の対話による開国を目指した姿など、今まで気づかなかった、「聖書の教えに生きた西郷」、「他者の痛みに共感する西郷」という人物像が見えてきました。
「天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以って人を愛するなり」。そう言って、常に天の道をさぐりながら、人を愛し、寄り添おうとした西郷さんの生き方に、現代の教会も学ばされます。
●ホームページ担当 水林 京子

9月30日の主日礼拝において、青年会メンバーによる賛美が捧げられました。今回の曲は「You are My All in All」です。
イエス様は、自分ににとってどんな存在か? 弱い時の力、探し求める宝、倒れる時には支え、渇く時には満たして下さる…私にとってのすべて。そんな告白が、静かに、語られるように始まり、そして次第に、ほとばしるように力強く響く賛美でした。
●ホームページ担当 水林 京子
*当日の賛美を動画でご覧ください。