毎年11月最後の日曜日から12月最初の日曜日までは「世界バプテスト祈祷週間」です。米国南部バプテスト教会ロティ・ムーン宣教師の中国伝道を支えたクリスマス献金を起源とし、日本でも、1931年からバプテスト女性たちの中心的活動として継承され、祈りと献金が捧げられてきました。栗ヶ沢教会でも、毎年この時期に「世界祈祷週間礼拝」を捧げ、国外伝道の働きを意識する機会を持っています。今年は11月24日でした。
礼拝の中で、女性会メンバーによるアピールの時間には、国外伝道に携わる方々の写真をプロジェクターで投影しながら、各国での活動の様子が紹介されました。政治・経済の不安を抱える国、過去の悲しい歴史により深い傷を負っている国、多文化社会のあり方を模索する国など、課題は様々ですが、どこにおいても、福音による平和の働きが着実に進められていることを知ることができました。
牧師のメッセージでは、苦難にあってもなお宣教に身を賭したパウロの話を中心に、「宣教は助ける側と助けられる側が明確に区別されるわけではなく、遣わされた場所でおこされる神の出来事を通して励まされる、双方向の働き」ということが語られました。そして、「世界から届けられる知らせを通して国内の私たちが受ける恵みを、すぐそばにいる外国籍の方々と分ち合うこともまた、国外伝道である」とのお話もありました。国際化が進むこの時代に、一人ひとりに託されている宣教の働きをしっかり担ってゆきたいものです。
●総務委員会 ホームページ係
11月16日(土)、栗ヶ沢教会は「袋田の滝と奥久慈りんご狩」へ、秋の遠足に行った。 朝7時、総勢9人が3車に分乗し、常磐自動車道、国道118号線等を使い、大子経由で、最初の目的地、木沢りんご園に10時20分頃到着した。 途中、久慈川沿いの国道に沿い、台風19号の爪痕が随所に認められた。
木沢りんご園では、ふじや紅玉等、数種のりんごを試食、懇談し、りんご園を見学した後、記念写真を撮った。
11:30頃りんご園を出発し、第二の目的地、月待の滝に向かったが、駐車場満車のため断念して、主目的地の袋田の滝に12時半頃到着した。 現地は紅葉が非常に美しかった。
昼食後、袋田の滝の見学を行った。 滝へのアクセス・ルートは良く整備されており、車いすによる見学も容易であった。 見学者の混雑も中ぐらいで、滝全景を十分に堪能できた。 滝の水量も平年並みであった。
滝壺周りで、全員の記念写真を撮り、14:00頃現地を離れ、途中“舟納豆”に立ち寄り、18:00に無事教会に帰り着いた。
終日、晴天と紅葉に恵まれ、教会員以外の方も参加され、大変楽しい、有意義な旅であったことを主様に感謝致します。
●秋のハイキング参加者 教会員 S.S.
毎年11月に日を分けておこなわれてきた、栗ヶ沢教会の秋の恒例行事「子ども祝福礼拝」と「収穫感謝芋煮会」。今年は11月10日の日曜日に合わせておこないました。
午前中に捧げられた「子ども祝福礼拝」には、0歳から小学1年生までのお子さんのうち、9名が出席し、ある子は頼もしく、ある子はおしとやかに、またある子は、はにかみ屋さんにと、前回の祝福式から1年が経ち、それぞれが成長した姿を見せてくれました。子どもたち一人ひとりが、常に大切にされ、健康で幸せに生きてゆけますように、そして、大人たちも、そんな彼らに寄り添い、ともに歩めますようにと祈り、最後は、おなじみのこどもさんびか「ことりたちは」を歌い、喜び合いました。
礼拝が終わると、お昼は「収穫感謝芋煮会」。中庭にテーブルと椅子をセットして、おこなわれました。皆で感謝の祈りを捧げた後、女性会メンバーによって調理された温かい芋煮汁とわかめご飯でのランチタイムとなりました。「収穫感謝芋煮会」は、飽食と飢餓が混在している、世界の食糧事情に思いを馳せる時でもあります。今年も、当日集められた参加費と献金から経費を差し引いた収益金17,440を日本国際飢餓対策機構に寄付することとしました。
小春日和の穏やかなお天気の下、神様が与えてくださる様々な幸いをおぼえ、恵みに感謝する、秋の一日でした。
●総務委員会 ホームページ係
11月の第一日曜日(11月3日)に、今年も「召天者記念礼拝」と「墓前礼拝」を行いました。
午前中の主日礼拝を「召天者記念礼拝」として、先に天に召された信仰の先達をおぼえ、そのお一人お一人の生涯を支え導いてくださった神さまに感謝し、賛美と祈りをささげました。この一年の間に、栗ヶ沢教会ではお二人の方のお名前が召天者名簿に加えられました。礼拝では、すべての召天者の氏名が読み上げられて、出席された遺族の皆さまと共に、在りし日の思い出を偲びつつ主の平安を祈りました。
午後からは、手賀沼の南にある教会墓地の墓前において、「墓前礼拝」が持たれました。今年5月に召天されたMさんの納骨式も、礼拝と共に行われました。村上牧師より、第二コリント5章1節とヨハネによる福音書14章1〜3節の聖書の御言葉が読み上げられ、メッセージが語られました。私たちの天の国での居場所を用意してくださった後に、その天への歩みを導くために戻ってきてくださったイエスさまが、いつも私たちと共にいてくださっている幸いをおぼえて、皆で新生讃美歌608番「かなたにはまばゆき」を賛美しました。
礼拝後、墓前に皆で献花をしたのち、ひとときのティータイムで歓談の時を持ちました。心配された雨に降られることもなく、恵みの一日を与えてくださった主に感謝いたします。
●礼拝委員会
10月6日の主日礼拝の中で、青年たちによる賛美が捧げられました。今回の曲は、世界的に有名な讃美歌「輝く日を仰ぐとき」。海外出身のメンバーも一緒に、1番は日本語の歌詞、2番は英語の歌詞で歌われました。
当日の礼拝メッセージでは、青年メンバーの一人から「キリストにおいて一つ」と題して、この夏に訪れた南アフリカについての報告があり、多様な背景を持つ人々がともに生きることについて考える機会も与えられました。それぞれの言葉で一緒に神様を賛美できる幸いをおぼえた、今回の賛美でした。
●ホームページ担当 水林 京子
*当日の賛美を動画でご覧ください。
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