イースターおめでとうございます。
今年のイースターは、東日本大震災の犠牲者たちを、命の主の御手に委ねつつ、その苦しみの淵に立ちあがられる復活のキリストを仰ぐ、追悼と記念の礼拝でもありました。
吉高牧師より、「終わりなき始まり」という題でメッセージが語られました。終わったと思える場所が、始まりの場となり、死の場所が命の場となる、そんな始まりがあること。その始まりは、決して終わってしまう始まりではないこと。それが復活の命の力であることを語られました。
被災地に、そこで悲しみとうめきの中にある方々の中に、しかし、何ごとかの始まりが必ずあることを信じ、「始まりの主」を仰いでいきたいと思います。
聖歌隊の賛美「墓の中にいと低く」も素晴らしいハーモニー、迫力ある賛美でした。
イースターの朝。毎年、教会の近くの公園で、早天礼拝をもっています。今年のイースターは、朝から良く晴れて、早朝でしたが、ポカポカとあたたかい日差しに包まれました。
今年のメッセージは、ヨハネ福音書の復活の記事からでした。イエスの死に直面し、あまりの喪失感によって、うつろになり、何も見ることができなくなっていく、そんなマグダラのマリアに主イエスは、「マリアよ」と人格的に呼びかけられ、そのことから、マリアの目が開かれていく出来事をたどりました。
いったいこれからどうなるのだろうか・・・・。被災地の方々は、大切なものを失い過ぎて、ほんとうに途方に暮れていることでしょう。これからの未来も見えなくなって、苦しんでおられることでしょう。どうか、そのような一人ひとりに、復活のイエス様が、人格的に触れてくださり、一人ひとりが、新たな生命を見いだしていってくださるようにと、心を合わせて祈りました。13人が輪になって過ごした豊かな礼拝でした。
4月のくりくりあおぞらくらぶはスチームケーキづくり。薄力粉に重層、ミルク、砂糖などをまぜてつくります。リンゴ、さつまいも、レーズン、そして黒糖の4種類のケーキをつくりました。新1年生5人が加わり、総勢22名で楽しく過ごしました。
とっても美味しかったですよ。
4月3日。新年度の始まりとあって、教会学校開校と教師・書記の任命式が行われました。
幼少科、少年少女科、青年科、そして成人科A−Eの全8クラスに教師・書記が合わせて14人立てられます。毎週、礼拝に続いてもたれる教会学校分級の場づくりをリードしてくださる方々に心から感謝し、教会員みなで祝福を祈りました。栗ヶ沢教会は今年も教会学校を、みことばの学び、つながりの場、祈りの筵として大切に用いて参ります。教師・書記のみなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
3月31日。大震災のために延期していた「くりくりあおぞらくらぶ」をなんとか年度中に開催できました。
今月は、ほうちょう汁つくり。大分の郷土料理で、小麦粉を練って、寝かせて、延ばして、味噌仕立てのお汁の中にぶっこんでいただきます。ひらひらに美味しくのびた麺も、ごろっとだんごの様な麺も、お汁の中でとろっと美味しく仕上がりました。新しい子どもたちも3人くわわり、総勢22人で楽しく過ごしました。