澄み切った青空から降り注ぐ明るい陽射しに恵まれた11月13日、主日礼拝の中で、幼児祝福式が執りおこなわれました。毎年、七五三の季節に、0歳から小学校1年生までの子どもたちを対象にしておこなわれている、栗ヶ沢教会の秋の恒例行事です。
今年はうれしいことに、12名という、近年になく多くのお子さんたちと、この日を迎えることができました。お名前を呼ばれると「ハイ!」と元気なお返事とともに意気揚々と前に進み出る子や、親御さんの腕の中で、そわそわ、もぞもぞと、落ち着かない様子の子など様々で、愛らしい一つひとつの仕草に、神様の恵みを覚えました。
式では、牧師により聖書のマルコによる福音書10章13節以下、イエス様が子どもたちを祝福なさるくだりが朗読された後、子どもたちの健やかな成長と神様の導き、そして彼らを育む家庭の祝福を祈りました。そして最後は、例年のように、こどもさんびか「ことりたちは」の大合唱。子どもたちがこれからも教会でともに過ごし、日ごとに成長してゆく過程を、私たちに見せてくれることを願いつつ、教会全体が喜びに包まれるひと時でした。
●ホームページ担当 水林 京子
11月の第1主日・11月6日に、今年も『召天者記念礼拝』が行われました。小春日和の中、大勢のご遺族の皆様が遠方からも来会してくださり、先に天に召された方々を覚えて礼拝を共に捧げました。召天者とご遺族の紹介の際に、今回初めてお一人ずつのご遺影がプロジェクターで大きく映し出されて、司式者によってお名前を紹介されました。栗ヶ沢教会を作り育んでこられた信仰の先輩たちのお顔と名前を、改めて知ることができた嬉しいひと時となりました。
午後からは、手賀沼湖畔の霊園にある教会墓地に場所を移して、『墓前礼拝』が行われました。暖かい日差しの下、参列者一同が賛美する「いつくしみ深き」の歌声に送られながら、今年の5月に召天されたY姉の納骨も行われました。牧師を通して、聖書のヨハネの黙示録第21章の御言葉から、「私たちはイエス・キリストを信じることで、先に天に召された方々との“再会の時”が約束されているのです」と改めて教わり、私たちがこの地上で喜びと希望を持って歩める恵みと、主への感謝の想いに満たされた一日でした。
●礼拝役員 衣笠 壮
10月30日、今年2回目の避難訓練がおこなわれました。秋の深まりとともに、朝晩の寒さや、空気の乾燥が気になってくる時期です。今回は、台所からの出火による火災を想定しての訓練でした。皆が複数のクラスに分かれて聖書を学んでいる分級(教会学校)の時間、「火事でーす!」の声と同時に、各部屋から中庭へと一斉に避難しました。正しい姿勢は、体勢を低く、そして、口と鼻をハンカチで覆うこと。煙を吸わないためです。
訓練に先立ち、左記の「119番通報メモ」が、企画委員から説明されました。通報の際に電話口で伝えるべき6つのポイントです。万が一、実際に火災となれば、一刻一秒を争う事態。スムーズに助けを呼ぶために、覚えておきたいものです。
●ホームページ担当 水林 京子
10月23日の主日礼拝は、「青年がつくる礼拝」でした。青年たちが企画と奉仕を担い、「主とともに生きる」をテーマに礼拝が捧げられました。
宣教の時間の讃美は3曲。まずは聖歌隊と青年会合同での「み霊なる聖き神」。厚みのある美しいハーモニーが胸に迫りました。2曲目は青年会O.M.姉&助っ人の元青年会I.M.姉による「ワンボイス」。“リアル姉妹”二人のデュエットは息もぴったり。さわやかな歌声で礼拝堂を包んでくれました。そして3曲目は青年会男性メンバーによる「くすしき主の愛」。過去の「青年がつくる礼拝」においても讃美された曲ですが、今回は趣も新たに男声合唱で、静かに歌詞が響きました。
讃美の合間には、二人の青年による証しがありました。人生においては、仕事、あるいはその他の面で、時に、ひとりで抱えるのが困難な重荷を負うことがありますが、私たちは、祈りを通して、神様に思いを聞いていただける、そして、神様がともに重荷を担い、私たちを支えて下さるということを、それぞれの経験から語ってくれました。
今回の礼拝に際し、青年たちが祈りのうちに神様から示された御言葉はフィリピの信徒への手紙2:12-13だったそうです。牧師の礼拝メッセージでは、この箇所のテーマは「喜び」だと語られました。イエス・キリストによって与えられる喜びにあずかる者となるために...「主とともに生きる」という意味を改めて胸に刻む礼拝となりました。
●ホームページ担当 水林 京子
さわやかな秋晴れに恵まれた10月16日、秋の特別伝道礼拝が捧げられました。今年は講師に日本バプテスト連盟宣教研究所所長の朴思郁(パク・サウク)先生をお迎えし、礼拝メッセージを語っていただきました。
この日のテキストとなる聖書箇所は、ルカの福音書19章にある徴税人ザアカイとイエス様のお話。「イエスの眼差しをもって」と題したメッセージでは、ローマへの税金を民から搾り取り、不正も働いていたザアカイを、ユダヤ社会が「罪人」として虐げていた構図を、異分子や弱者に対する排除・差別の動きが見え隠れする現代社会と対比しながら、イエス様の視点について語られました。群衆に遮られ、木に登らなければイエスを見ることができなかったザアカイに「ザアカイ、急いで降りて来なさい」と声をおかけになったイエス様は、「“排除するのではなく、認め合い、ともに喜ぶ社会”へと私たちを導いて下さっている」ということでした。
午後は、引き続き朴先生に講師をお願いし、アウトリーチ研修会が持たれました。約1時間半の講義の後、質疑応答の時間も設けられ、福音宣教についての充実した学びの時となりました。
●ホームページ担当 水林 京子