8月4〜5日、青年会の3人で富士山登山に行ってきました。当日は雨予報でしたが、7合目までの霧雨のみで、その後は雨も降らず心地よい気候の中で登山することができました。
富士登山では『高山病』という言葉をよく耳にします。標高の高くなるにつれて酸素が薄くなり体調を崩すことです。私たちも例外ではなく、それぞれに頭痛や呼吸のしづらさなどを感じましたが、たくさん休憩をとりながらゆっくりと進むことで無事に山頂まで登ることができました。
写真撮影をし、日の出を見た後、富士登山の大きな目的であった「山頂で賛美歌を歌う」を実現しました。賛美歌は「主我を愛す」です。登山する中で神様がつくられたこの世界を今まで見たことのない高さから見ることができ、いかに素晴らしいか、私たちがどれだけ愛されているか、また、自分がどれだけ弱い者で助けを必要としているのかを感じました。
教会員の方々に祈って支えていただいたこと、心より感謝します。そして無事に帰ってくることができ、素晴らしい経験を与えてくださった神様に感謝します。下山が一番疲れたのはここだけの話です。
●青年会 播磨 実結
7月16日の主日礼拝では、青年会メンバーによる讃美が捧げられました。今回の曲は「その日全世界が」です。小さなことに心乱されそうになってしまう時、自分が思い描くよりも大きな主のご計画と、広い世界があることを思い起こさせ、主を讃美する気持ちに立ち返らせてくれるような歌でした。
●ホームページ担当 水林 京子
*当日の讃美を動画でご覧ください
7月9日の主日礼拝の中で、今年の春に栗ヶ沢教会に戻られた教会員のWさん夫妻の証しと報告会がありました。この6年間、島根県にある高校で、事務長、寮監を務めてこられたお二人、この日は、プロジェクターで写真を示しながら、現地での日々を振り返って、お話を聞かせて下さいました。
お二人が勤めていらした学校は、豊かな自然環境に囲まれた少人数・全寮制・男女共学の全日制普通科高校で、聖書に基づく全人教育を行っています。生徒たちは、炊事・洗濯をはじめとする生活の基本的な作業を自分たちでおこないながら学校生活を送り、朝・夕には、朝拝や夕会といったキリスト教的な集会を持っているとのこと。さらに農業、養鶏など、様々な作業もおこなうそうです。都会の高校生活とはひと味もふた味も違う環境は、学生たちに自分自身を見つめる機会を与え、人生の大きな糧になっているようです。
Wさん夫妻は、この学校でのお仕事を引き受けることを「自分たちにできるだろうか」と、初めはためらわれたそうですが、「たくさんの出会いが与えられ、祈りに支えられた、恵みの時だった」とおっしゃっていました。聖書には、アキラとプリスキラという、福音宣教で素晴らしい働きをした夫婦についての記述があります。山あいの学び舎でたくさんの若い魂の成長を見守ったWさん夫妻の姿が、彼らと重なるような思いがしました。
●ホームページ担当 水林 京子
毎年6月の第四週は、伝道者養成の働きを心に留める「神学校週間」です。今年、栗ヶ沢教会では、6月25日の主日礼拝を神学校週間礼拝とし、東京バプテスト神学校在学中の中根淨(なかね きよし)神学生を、説教者にお迎えしました。
中根神学生は、御年72歳。十年ほど前に奥様を天に送られたのをきっかけに、「もう一度信仰の原点に戻ろう」と、学びの道に入られたそうです。「私がここ(説教檀)に立っていることで、皆さん方に『自分も学べるんだな』と思っていただけたら、今日ここに来た意味があると思います」とおっしゃっていました。説教では、ルカによる福音書15章の「放蕩息子」の話をテーマに、幼い頃に家を出られたご自身のお父様とのお話に関する証しを交え、和解の業を実現して下さる神様の姿を示して下さいました。
その他に、当日の礼拝の中では、壮年会メンバーから、神学校週間に際し、日本の宗教団体の現状や、献金に関してなど、パワーポイントを用いて具体的なデータを示しながらの解説もありました。日本バプテスト連盟では、2016年度、全323の教会のうち、32の教会が無牧師だったとのこと。また、牧師の平均年齢は59歳(日本のプロテスタント教会全体では62歳)だそうです。一方、米国では、牧師の平均年齢がこの25年で10歳上昇しているとのデータも同時に示されました。福音伝道の将来を見据え、さらなる伝道者養成と、そのための継続的な厚い支援が必要とされています。
●ホームページ担当 水林 京子
6月18日の主日礼拝において、教会の皆が心待ちにしてきた、二人の少女のバプテスマ式が執りおこなわれました。讃美の中、一人ずつ水に入りバプテスマを受ける様子を見守る先輩クリスチャンたち一人ひとりの胸にも、信仰を持った時の感動がよみがえり、共に、敬虔な思いに満たされました。
お父さん、お母さんと一緒に、物心つくかつかないかの頃から教会に通ってきた二人にとって、「教会はお家のようなところ」(A.S.さん信仰告白より)と言えるほど、教会生活はごく当たり前の日常だったようですが、小羊会のキャンプなどを通して、神様についての学びと、他教会の友人たちとの交流を深め、バプテスマの決心に至ったそうです。「これからは五本指の約束(聖書を読む、お祈りをする、礼拝に出席する、献金する、友だちを誘う)をしっかり守ってゆきたい」(S.M.さん信仰告白より)とも語ってくれました。
そして2週間後の7月2日の昼食時には、お祝い愛餐会も開かれました。この日は第一主日だったため、午前中の礼拝で、二人は、人生初の主の晩餐式にも臨みました。晩餐にあずかることは幼い頃からの念願だったとのことでした。二人のこれからの歩みに、豊かな祝福がありますように。 ●ホームページ担当 水林 京子 |
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