教会日記
教会日記 : 奥田知志牧師・特伝ありがとう
11月18日。秋の伝道礼拝は奥田知志牧師(東八幡教会)をお迎えして開催されました。聞く人々を引きつけるお話し。そこには実際に生きている人々、苦しんで、もがいて、でも人に出会い、キリストに出会って、立ち上がっていった人々の物語が織り込まれているからでしょう。ユーモアたっぷりに、聴衆をさんざん笑わせながら、でも、実に厳しいテーマを私たちに投げかけてくださいました。
人間が極限状態に立たされたとき、人を活かすものは、神のことばであり、人の絆であること。けれども、その「絆」を結ぶことにおいて、人は覚悟と責任を問われていくのだということ。
私たちは、主イエスから「自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい」と招かれている。その自分の十字架とは、自分の弱さや負い目のことではない。それは、主イエスが背負って下さっている。自分の十字架とは、わたしが背負うべき他者・隣人の十字架のことである、と。
こうして振り返ってみると、奥田牧師の話には、徹頭徹尾、「他者と共に生きる」意志と決断を問いかけてくるトーンが響いていることがわかります。
面白く、楽しかった・・・、というだけではすまない、考えさせられるメッセージでした。
奥田先生。ありがとうございました。
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