しらかば原稿 2025年4月号 「イエス・キリストの復活」
あの方は、ここにはおられない。
かねて言われていたとおり、
復活なさったのだ。
マタイによる福音書28 章6節 |
復活祭(イースター)とは、十字架に架けられ死んで葬られたイエスが、葬りの三日目に墓を打ち破って復活され、ご自分の弟子たちの前に姿を現わされた出来事を祝う教会の祝祭日です。聖書が書かれたパレスチナでは太陰暦が採用されていたため、毎年イースターの日程は変動し、今年は4 月20 日になります。毎年、春分の日のあとの満月の次の日曜日がイースターの日となるからです。
復活のイエスを最初に見た証人は、マグダラのマリアでした。彼女は、かつて七つの悪霊に取り憑かれて苦しみの中にいましたが、イエスによって癒され、以来イエスの伝道旅行に同行して、弟子たちの生活を陰で支えてきた人物でした。その彼女が、週の初めの日曜日、墓に行ってみると墓石が取り除かれ、からっぽになっていたのです。彼女は驚きのあまり、呆然として立ち尽くし、ただ泣くばかりでした。そこにイエスが近づき、「マリアよ」とよびかけてくださったのです。
彼女は、懐かしい主の声を聞いて振り返り、その体にすがりつこうとします。しかし、イエスは「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ、父のもとに上っていないのだから」と言って、彼女を制止しました。イエスの復活とは肉体の復活ではなかったということです。このことを使徒パウロはその手紙の中で次のように語っています。「死者の復活もこれと同じです。蒔かれる時は朽ちるものでも、朽ちないものに復活し、蒔かれるときは卑しいものでも、輝かしいものに復活し、蒔かれる時には弱いものでも、力強いものに復活するのです。つまり、自然の命の体が蒔かれて、霊の体が復活するのです」と。
つまり、キリストの復活とは「霊の体へのよみがえり」であったということです。地上の束縛から解き放たれ、目に見えない霊の世界(天界)へとイエスは回帰されました。そして、今も聖霊を送り続けてくださっています。復活を信じるとはそのようなキリストの「命の変容」を信じることです。地上の生涯を終えられたお方が、今や天上に挙げられ、神の右の座について世界を統御されています。キリストは今も生きておられる!これが、2000 年以上存立するすべての教会を支える信仰なのです。
しらかば Vol.29 2025 年4 月号より
栗ヶ沢バプテスト教会
牧師 木村 一充
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