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イベント : 2017秋の特別伝道礼拝のご案内 & Good News しらかば Vol.14
投稿者 : webmaster 投稿日時: 2017-10-09 19:57:00 (1252 ヒット)

栗ヶ沢バプテスト教会発行           

Good News しらかば

Vol. 14    2017年10月号

「『わたし』のもとに」

    「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」(マタイ11:28)。私が以前仕えていた教会にて、ずっとこの言葉を表看板に書いていました。ある時、一人の男性が訪ねてきて、でもその相談は実に深刻な内容で、結果的に「すみません、お助けできません」と言うしかなかったのです。するとその男性は「なんだ、看板に、『疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。』と書いているのに、嘘っぱちだ!」と足から塵を払うように帰って行ってしまわれました。
    その出来事を受け、私はこの言葉を看板に書くことに躊躇を覚えるようになりました。人を躓かせるぐらいなら最初から掲げない方が良い・・・そんな思いにもなりました。そんな経験、つまり他人の力ではどうしようも助けようがない事柄、折角教会に来られたのに、何も力になれないもどかしさ、その無力感にさいなまれました。その方との最後に交わした言葉「祈っています」という一言が、とても空しく感じられました。私は落ち込み考えました。「教会って何だろう? 祈りって何だろう・・・」と。
    私たちが「この人なら話せる」と信頼を置ける人というのは、どういう人でしょうか。一人ひとりが抱える重荷を下すところ、それは一体誰の前に、いや、誰の前だから下せるでしょうか、今回はそのことを考えてみたいと思います。また、私たちが教会に来て、何に気付かされ、そして何を頂いて帰るのか、・・・このことについても一緒に考えてみたいと思います。有名な御言葉です。「神は、その(    )をお与えになったほどに、世を愛された。(    )を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネ3:16)。この(    )に入る言葉は何でしょう。それは唯一無二なる答えです。今回の集会を通して、この答えを共に受け止めて頂けましたら幸いです。

吉田 真司  相模中央キリスト教会牧師

吉田 真司 先生
10月22日 秋の特別伝道礼拝 講師プロフィール
1970年福岡県生まれ。1997年西南学院大学神学部神学専攻科卒業。函館キリスト教会牧師(1997-2003)、私立遺愛女子中学・高等学校聖書科講師(2002-2003)、大分キリスト教会別府伝道所牧師(2003-2008)、別府国際バプテスト教会牧師(2008-2015)を経て現在、日本バプテスト相模中央キリスト教会牧師(2015-)。日本バプテスト連盟日韓在日連帯特別委員会委員(2000-現在)。家族は妻と三人娘(20歳、18歳、16歳)。趣味はサッカー、オートバイ、囲碁、コーラス。


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