礼拝説教「強く雄々しくあれ」 ヨシュア記(Joshua) 1: 5-9
週報巻頭言「強く雄々しくあれ」
本日の聖書箇所である「ヨシュア記」は、モーセの後継者となったヨシュアが主の助けと導きによってイスラエルの民と共に約束の地カナンに入り、そこの先住民と戦って勝利し、カナン全土を征服して、ユダ、エフライムなどの9部族とマナセの半部族にこの地を相続地(嗣業の地)として割り当てた45年間の歴史を書き記す書物です。モーセは、神が言われた通り約束の地に入ることができず、ピスガ山(死海の北部、ヨルダン川東の山地)の山頂で、約束の地を眼下に見ながら召されてゆきました。まだ目もかすまず、気力も衰えていなかったと聖書は書きます。しかし、命を与えまた取られるお方は神さまです。出エジプトの事業は、ヨシュアに引き継がれました。
しかし、カナン侵攻がどれほど困難な事業であるかをヨシュアは分かっていました。指導者が動揺したり、たじろいていては、民の士気が上がりませんが、ヨシュアもまた弱さを抱える人でした。そのようなヨシュアに、「強く雄々しくあれ」との主のみ声がかけられます。今朝は、ここからみ言葉に耳を傾けます。
●8月31日 週報巻頭言 牧師 木村一充
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