礼拝説教「神に喜ばれるささげもの」 ペトロの手紙 一(1 Peter ) 2: 1-5
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週報巻頭言「神に喜ばれるささげもの」
だから、悪意、偽り、偽善、ねたみ、悪口をみな捨て去って、生れたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい」ペトロは、そのように小アジアの各地に離散して暮らすキリスト者たちに、勧告の言葉を語ります。彼らは、ローマ皇帝による迫害やユダヤ人による迫害に苦しんでいた人たちでした。そのような彼らを支えたのは、イエス・キリストと再び会うという希望でした。この終わりの日への希望によって彼らは、きびしい迫害の中でも希望を持って生きることができたのです。
本日の箇所で、ペトロは「あなたがた自身が聖なる祭司となり、神に喜ばれる霊的ないけにえをささげなさい」と述べます。祭司の仕事の第一は、礼拝をつかさどり、祈りとささげものをもって人々の罪の赦しを神に求める、いわゆる「とりなし」のわざを行うことです。そのためには、自らも神の前に身を律し、み言葉に親しみ、絶えず祈らなければなりません。
本日は、このような霊の人とも言える祭司となるための要件を考えながら、ささげることの意味を考えます。
●7月27日 週報巻頭言 牧師 木村一充
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