礼拝説教「ゲツセマネの祈り」 マタイによる福音書(Matthew) 26:36-46
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週報巻頭言「ゲツセマネの祈り」
イエスは、弟子たちと共に過越しの食事をお取りになった後、ゲツセマネと呼ばれる園に弟子たちを連れてお出かけになりました。そこは、エルサレムのすぐ近くにあるオリーブ山のふもとにあったオリーブの園で、過越しの祭りの時期には巡礼者たちが一夜を過ごす場所にもなったといいます。
そこにペトロ、ヤコブ、ヨハネの3人の弟子たちを伴って行かれると、イエスは悲しみもだえ始められたと、聖書に書かれます。並行記事のあるルカによる福音書22章を見ると「汗が血の滴るように地面に落ちた」と書かれています。その祈りは次のようでした「父よ、できることならこの杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願いではなく御心のままに。」
ここで「杯」とは、自分の意思に反して自分に襲いかかってくる苦難や試練のことを指しています。わたしたちの人生でもあり得ることです。本日は、この箇所から響いてくるメッセージを、共に分かち合います。
●4月6日 週報巻頭言 牧師 木村一充
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