2025年 2月 9日 主日礼拝

投稿日時 2025-02-09 16:28:45 | カテゴリ： メッセージ
礼拝説教「主の祈り（�供法�  マタイによる福音書（Matthew）  6:11-13
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週報巻頭言「主の祈り（�供法�

  この朝は主の祈りの後半部分を学びます。「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」という４番目の嘆願は、主の祈りの転換点をなしています。人間の命は、物質と分かちがたく結びついています。わたしたちの運命は、究極的にはパンと水、衣類、さらに他の人との関係と切り離して考えることはできません。わたしたちの胃は、重要さにおいて心臓や頭脳と並ぶ存在です。ゆえに、わたしたちは日ごとのパンを嘆願するのです。
  5番目の嘆願は「わたしたちの負債（負い目）を赦してください」というものです。わたしたちの誰もが、神に対しまた兄弟姉妹に対し、負い目を持って生きています。そのような罪人が織りなす社会で、その共同体を支えるパンは「赦し」と「相互の慈しみ」です。
  6番目に、誘惑と悪のいざないに対する神からの守りを求める嘆願が祈られます。誘惑そのものを取り除いてほしいと願うのではなく、たとえ誘惑があってもそこからわたしたちを守ってくださいと祈るのです。悪の力も同様であり、それを消し去ることは困難です。ゆえに、悪より救い出してくださいと祈るのです。

●2月9日   週報巻頭言  牧師 木村一充


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