礼拝説教「信仰のない私を」 マルコによる福音書(Mark) 9:14-24
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週報巻頭言「信仰のない私を」
本日のマルコによる福音書9章14節以下には、重いてんかんの症状をもつ息子を持つ父親の物語が記されています。当時、このような発作は悪しき霊に取り憑かれた人間に起きるのだと考えられていました。父親は、イエスがまだ変貌の山から戻って来るまえに、ほかの弟子たちのもとにやって来て、息子の病気を癒してくれるよう頼みました。しかし、残っていたほかの弟子たちは、悪霊を追い出すことができなかったというのです。
イエスは、この父親の訴えを聞いて「なんと信仰のない時代なのか」と語られ、そこにいた人々の不信仰を嘆かれました。そして、「その子をわたしのところに連れてきなさい」とお命じになると、汚れた霊に向かって「この子から出て行け」と命じられ、病を癒されました。
この出来事の直前に、息子の癒しを求めていた父親が、イエスの前で叫んだ言葉が24節の次の言葉です。「信じます。信仰のないわたしをお助けください」
世界バプテスト祈祷週間がはじまるこの朝、福音を語り伝えることと救いを求めることとの関連性について、マルコ福音書の御言葉(みことば)から聞いてゆきます。
●11月24日 世界祈祷週間礼拝 週報巻頭言 牧師 木村一充
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