礼拝説教「子どものようになる」 マタイによる福音書(Matthew) 18:1-5
週報巻頭言「子ども祝福礼拝」
本日の礼拝は、教会につながる子どもたちの健やかな成長を願い、子どもたちとそのご家庭の上に、神さまの祝福が豊かにあるように祈る「子ども祝福礼拝」です。教会に子どもたちが与えられていることは、大きな恵みです。なぜなら、子どもたちの成長は教会全体の喜びの事柄だからです。
本日のマタイによる福音書によると、弟子たちがイエスのところにやってきて、「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」と尋ねたと書かれています。弟子たちの間では、自分たちの中でだれがいちばん偉いか、という議論がしばしばなされたようです。それが、地上にいる間だけに留まらず、天国にまで持ち込まれたのです。これを聞いて、イエスは一人の子どもを呼び寄せ、彼らの真ん中に立たせて言われました。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。」と。
天国に入るとは、全き救いに入れられるということです。そのためには、子どものようになることが必要だと言われます。本日は、その意味について共に考えます。
●11月10日 子ども祝福礼拝 週報巻頭言 牧師 木村一充
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