2024年10月 6日 主日礼拝

投稿日時 2024-10-06 18:44:11 | カテゴリ: メッセージ

礼拝説教「毒麦とは何か」  マタイによる福音書(Matthew)  13:24-30
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週報巻頭言「毒麦とは何か」

  本日のマタイによる福音書13章のたとえ話は、パレスチナに住む農夫にはなじみの深い情景であり、実際に彼らが目で見ることができるものでした。毒麦は、農夫にとって最大の悩みの種であり、これを取り除くのに、彼らはたいへん苦労したといいます。
  ここで「毒麦」と呼ばれている麦は「細麦(ほそむぎ)」と呼ばれる一種の雑草を指しており、苗の間はふつうの麦とほとんど見分けがつかず、穂が出て初めてその相違がはっきり分かるというものでした。しかも、そのころには、麦と毒麦の根が複雑にからみあっていて、毒麦を抜き取ると、よい麦まで一緒に抜いてしまうことになったのです。
 細麦(ほそむぎ)の穀粒は、軽度ではあるものの、確かに有毒で、めまい、吐き気、しびれを起こし、かつ、麦の粉に少しでも毒麦が入ると、苦くて嫌な味がしたといいます。このような毒麦を除くため、打穀して製粉する前には女たちが雇われ、その手で選り分けられたということです。
  この毒麦のたとえを通して、イエスは何を語ろうとされたのか、本日はこの箇所から、聖書のメッセージを聞いてゆきます。

●10月6日  週報巻頭言  牧師 木村一充






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