2024年 6月 2日 主日礼拝

投稿日時 2024-06-02 18:32:38 | カテゴリ: メッセージ

礼拝説教「からし種のたとえ」  マルコによる福音書(Mark) 4:30-32
★この説教の文字原稿と動画の掲載は終了しました。
週報巻頭言「からし種のたとえ」

  この朝は、イエスが語られた「神の国のたとえ」を共に分かち合います。主イエスは、神の国を語る際に、地中に蒔かれた種が、蒔いた農夫の働きや努力とは関係なく、「ひとりでに」実を結ぶということを最初の例として挙げながら、「どうしてそうなるのか、その人は知らない」といいます。それは、大地がもたらす「豊かな恵み」の結果であり、決して農夫個人の功績によるものではありません。
  さらに続けて、イエスは「からし種のたとえ」を語られます。神の国はからし種のようなものであると言われるのです。この「からし種」は「黒辛子」と呼ばれる地中海、西アジア地方を主産地とする香辛料で、マスタードの原料になるものです。その種は、直径が1ミリにも満たないもので、イスラエルの野菜の中で、種としてはもっとも小さいものでした。ところが、それが地中に蒔かれて成長すると、何とその葉の陰に、鳥が巣を張るほどの大きさになると言うのです。本日は、この二つのたとえを通して、神の国とはどういうものかを共に分かちあいます。

●6月2日   週報巻頭言  牧師 木村 一充






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