礼拝説教「霊とまことによる礼拝」 ヨハネによる福音書(John) 4:1-10
★この説教の文字原稿と動画の掲載は終了しました。
週報巻頭言「霊とまことによる礼拝」
本日のヨハネ福音書4章では、主イエスがユダヤを去ってガリラヤに戻る途中、サマリヤ地方を通過した時の出来事が記されています。イエスは、昼の12時ごろ旅の疲れを覚え、シカルというサマリヤの町の井戸のそばに座っておられました。そこに、一人の女が水を汲みにやってきたというのです。
ユダヤでは、水汲みは女性の仕事でしたが、通常それは日が傾く夕方におこなわれることになっていました。彼女は、他の女性たちが集まってくるその時間帯を避け、わざわざ日中、暑い盛りの時間帯に水を汲みにやってきたのです。彼女は、問題を抱えていた女性でした。
そこで、イエスとこの女との対話が始まります。「水を飲ませてください」という求めから始まり、しばらくの間、やりとりを行った結果、彼女はイエスのことを預言者だと認めるのです。ここで問題とな った「生ける命の水」とは何のことか、また、彼女がイエスをメシアだと告白するに至った理由は何だったのか。本日はそこに焦点を当てて、御言葉(みことば)から聞いてゆきます。
●2月4日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
|