礼拝説教「キリストの豊かさに与かる」 エフェソの信徒への手紙(Ephesians) 4:7-13
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週報巻頭言「キリストの豊かさに与かる」
新約聖書によると、教会は「キリストの体」であると言われます(コリントの信徒への手紙一 12章ほか)。教会とは、単なる建物のことではなく、「からだ」として機能する生きた運動体なのです。それゆえ、教会を構成する一人一人の会員は、この運動体の一部(以前の口語訳でいう「肢体」)であり、いわば教会そのものであります。
本日のエフェソの信徒への手紙で、使徒パウロはこの「キリストの体」の成長を説明して次のように言います。「キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。」(エフェソ4:16)
本日は、この箇所を手掛かりにして「教会とは何か」を問いながら、同時に、一人一人が主にあって成長することの大切さを分かち合います。2024年度が数ヵ月後に始まりますが、この時期に、共にキリスト の体を立て上げることの意味を、考えてみたいと思います。
●1月28日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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