礼拝説教「雲の柱、火の柱」 出エジプト記(Exodus)13:17-22
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週報巻頭言「雲の柱、火の柱」
本日の聖書箇所は、出エジプト記13章17節以下です。イスラエルの民がエジプトにいる間、ファラオはモーセによっていくつもの災いを経験させられてきました。全土で甚大な被害をうけたのです。しかし、その都度「主はファラオを頑なにされた」といいます。それはどういう意味だったのか。そのことを、第一に考えます。
次に、モーセに率いられてエジプトから脱出したイスラエルの民でしたが、主はカナンまでの最短ルートであるペリシテ街道ではなく、葦の海にそった迂回ルートを導かれた、と記されます。その理由は、なぜだったのか。そのことを、二番目に考えます。
三番目に、荒野の西北端であるエタムに宿営する中で始まった出エジプトでしたが、この時より、イスラエルの民は40年にわたって、荒野をさまようことになりました。食べ物や飲み物が不足する中での旅がどれほど困難であったことかを思わされます。しかし、その民を「昼は雲の柱、夜は火の柱」が民の先頭に立って導いたと聖書は記します。その意味を共に考え、信仰に生きる人生の幸いについて、分かち合います。
●1月21日 主日礼拝 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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