礼拝説教「世にあって星のように輝く」 フィリピの信徒への手紙(Philippians) 2:12-18
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週報巻頭言「世にあって星のように輝く」
本日の聖書箇所である「フィリピの信徒への手紙」は、使徒パウロが第2回伝道旅行の途上、トロアスの町を訪問した際に、夢の中で「マケドニアの叫び」を聞き、海をわたってギリシャの地に入り、マケドニア第一の都市と呼ばれていたフィリピの町において設立した教会の信徒たちに書き送った手紙です。この手紙を書いた時、パウロはローマ官憲によって獄に繋がれていました。その場所はエフェソだったのではないかと言われています。
パウロはここで、フィリピ教会の中で生じた問題(教会の中に入ってきたにせ教師たちによって引き起こされた教会の混乱)に対して、「キリストのへりくだり」を説きながら、キリストに対して従順となり、何事も不平や理屈を言わずにおこなうことをフィリピの教会員に勧告しました。そうすれば、曲がった邪悪な今の時代の中で、あなたがたは世にあって星のように輝くでしょう、と告げたのです。
「何事にも呟かず、主の業に黙々と励む」
このことは、信仰生活の一つの目標でもあります。本日は、このパウロの手紙から神の言葉を聞いてゆきます。
●1月14日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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