礼拝説教「主の救いを見る」 ルカによる福音書(Luke) 2:22-35
★この説教の文字原稿と動画の掲載は終了しました。
週報巻頭言「主の救いを見る」
クリスマス・イブの日と重なった先週の日曜日は、多くの方とともに主日礼拝、ならびにクリスマス・イブ礼拝をささげることができました。主日礼拝のあと会堂で祝会がおこなわれ、各クラスによるパフォーマンス(演奏や演技など)が披露されました。それぞれに持ち味を十分に発揮する内容で、神の御子のご誕生を教会全体でお祝いすることができたことを神さまに感謝したいと思います。
本日の聖書では、イエス誕生の日から40日後に、両親が幼子を連れてエルサレムに上った時の出来事が書き記されています。
神殿で礼拝するために境内に入った親子を見て、シメオンという人が近づき、幼子を抱きかかえて「主よ、今こそあなたは、お言葉どおりこの僕を安らかに去らせてくださいます」との歓喜の声を上げたというのです。この人は「メシアを見るまでは死なない」というお告げを聖霊から受けていた人でした。おそらく、シメオンはかなり高齢であっただろうと思われます。しかも、この人は新約聖書のなかで、ここだけにしか登場しない、ルカ福音書のクリスマス物語にだけ登場する人物です。本日はこのシメオンの言動に焦点を当てながら、そこから響いてくるメッセージに耳を傾けます。
●12月31日 主日礼拝 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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