礼拝説教「はるかに仰ぎ見る」ヘブライ人への手紙(Hebrews) 11:8-13
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週報巻頭言「召天者記念礼拝」
本日の礼拝は、当教会で先に天に召された方々のことを覚え、在りし日を偲び、天国での平安を祈る「召天者記念礼拝」です。旧約聖書のコヘレトが言うように、すべての人には「死ぬ時」があります。しかし、イエス・キリストを信じる信仰に生きる者は、永遠の命が与えられ、たとえ地上の生が終わろうとも、天国において「神とともに生きる命」があることを知るがゆえに平安でいられるのです。
ヘブライ人への手紙11章では、イスラエルの族長として知られるアブラハム、イサク、ヤコブといった名前が挙げられ、彼らが地上での歩みを「寄留者」として過ごしたことが記されています。寄留者とは、自分たちに備えられた約束の地で生活しつつも、そこを「仮住まい」と考えて過ごす者のことです。本当の住まいは天国にあると考えて、地上での生活を「旅人」として過ごすということです。「神は彼らのために都を準備されていた」と記されますが、都とは、神が住まう所という意味です。召天者を記念することは、天にある住まいを思い、神と共にある命を喜ぶことです。
●11月 5日 召天者記念礼拝 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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