礼拝説教「世に勝つ信仰」 ヨハネによる福音書(John) 16:29-33
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週報巻頭言「世に勝つ信仰」
本日の聖書箇所であるヨハネによる福音書16章の終わりは、過越しの食事を弟子たちと分かち合った主イエスが、その食卓でユダを除く11人の弟子たちに向けて語りかけた長い説教(告別説教と呼ばれます)の最後のところです。(告別説教は14〜16章までの3章の全文です)
冒頭の14章でイエスは、弟子たちに「心を騒がせるな。神を信じ、私を信じなさい」とまず語りかけます。いよいよ自分がユダヤの神殿当局によって捕えられ、処刑されて死ぬということが、主イエスには分かっていました。(ヨハネ16:28参照)
しかし、たとえ地上での別離を経験したとしても、父なる神は弟子たちに「弁護者」と呼ばれる聖霊を送ってくださる、と主は言われます。仮に今はその意味が分からなくても、真理の霊が来るときには、すべてのことを悟るようになる、というのです。イエス亡き後も弟子として歩み続けることには困難が伴います。しかし、「その日」には、弟子たちの悲しみは喜びに変わると主は言われるのです。
本日は、このヨハネ福音書16章から、「世に勝つ信仰」と題して、イエスのメッセージを聞いてゆきます。
●10月8日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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