礼拝説教「僕としての奉仕」" The service as a servant" ルカによる福音書(Luke) 17:7-10
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週報巻頭言「僕としての奉仕」
教会における「奉仕」とは、そもそもどのようなものでしょうか。使徒パウロは、ローマの信徒への手紙12章6節以下で、「わたしたちは、与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っていますから、預言の賜物を受けていれば、信仰に応じて預言し、奉仕の賜物を受けていれば、奉仕に専念しなさい」と書いています。すなわち、奉仕とはキリストの体を立て上げるために必要な働きを、そこにつながる各自の賜物を活用して担い合うことであり、その根底にあるのは、神の恵みに対する感謝と喜びです。
福音書を読むと、主イエスは弟子たちに次のように語られています「あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい」(ルカ22:26)。すなわち、神の国における奉仕とは、自らの身を低くして、神の働きを担うために人々の僕となるように勧告されるのです。
横浜JOYバプテスト教会では、教会の役員会の呼称を「しもべ会」と呼ぶように改め、それを今も続けているといいます。教会の人事や予算、また活動方針を決める リーダーは、何よりも「しもべ」でなければならないという考えに基づいているのです。本日は、ルカ福音書17章から、奉仕の意味について御言葉(みことば)に聞きます。
●7月30日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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