礼拝説教「罪に立ち向かう預言者ホセア」 ホセア書 1:2-8
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週報巻頭言「罪に立ち向かう預言者ホセア」
本日のテキストにある旧約の預言者ホセアは、北イスラエルの王ヤラベアム2世の治世(BC786〜746)の末期に預言活動を始め、北王国が滅亡する紀元前722年までのおよそ四半世紀にわたって預言活動をしました。
ホセア書は、全体で14章からなる比較的小さな預言書ですが、その内容は大きく二つに分けることができます。前半の部分は1〜3章で、それらはホセアの預言をまとめたものです。後半部分は4〜14章で、そこには彼の語った預言がほぼ年代順に配列されているものと見られています。
彼の妻となったゴメルは姦淫の女でした。神殿娼婦だったのではないかという見方もあります。しかし、神はホセアにそのゴメルを妻とするように命じられました。こうして、彼女と結婚したホセアには、やがて男、女、男の3人の子どもが与えられます。ところが、主なる神は、生まれてきた子どもたちに、イスラエルの悲惨な未来を予告するかのような名を付けるように命じたのでした。
本日は、このホセア書を与えられた聖書箇所として、そこから響く神の言葉に耳を傾けます。
●3月12日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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