礼拝説教「蛇の誘惑」 創世記 3:1-7
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週報巻頭言「蛇の誘惑」
創世記1章では、初めに神が天と地 を創造され、その6日目にご自分にかたどって人を創造されたことが書かれています。続く2章で、神は最初の人アダム(土)を深く眠らせ、そのあばら骨の一部から女を創造されました。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」と言われて、エバ(命)を創造されたのです。
本日の創世記3章では、エデンの園で何不自由なく暮らしていた人間のところに蛇がやってきて、これを誘惑する物語が書かれています。蛇は「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか?」とエバに問いかけ、巧みに禁断の木の実を食べるように誘導するのです。
この出来事を通して、私たちは罪とは人間が神とどのような関係に立つことを意味するのか、また 堕罪によって、人と神との関わり方はどう変化するのか、という問題について聖書から聞くことができます。このアダム、エバの堕罪は、まさに人類全体の問題として、全ての人にあてはまる出来事となりました。そこから救われるためには、イエス・キリストの登場を待たねばならなくなったのです。
●1月22日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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