礼拝説教「盛大な晩餐」 ルカによる福音書 14:15-24
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週報巻頭言「子ども祝福礼拝」
新約聖書のマルコによる福音書によると、イエスに触れていただくために人々が子どもたちを連れて来た時、「弟子たちはその人たちを叱った」とあります(10章13節)。イエスの時代において、有名なラビや律法学者に、自分たちの子どもを祝福してもらうということが、ごく自然におこなわれていました。それゆえ、高名なラビとして知られていたイエスのもとに、人々が祝福を求め、子どもを連れてやってきたのです。
ところが、これを見た弟子たちはこの人たちを叱りました。おそらく、弟子たちは自分たちの主であるイエスが、エルサレムに向かう途上で、大変困難な状況の中にあったことが分かっていて、主がこれ以上ほかのことで煩わされることがないようにと配慮して、保護者たちを叱ったのでしょう。
しかし、イエスはこれを見て憤り、「子どもをわたしのところに来るままにしておきなさい」と言われます。子どもたちへの祝福は、神の国と関係のない事柄ではなかったのです。小さき者への祝福と福音の広がりとは、切り離すことのできないものでした。
●11月13日 子ども祝福礼拝 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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