礼拝説教「わたしはぶどうの木」 ヨハネによる福音書 15:1-5
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週報巻頭言「私はぶどうの木」
9月になりました。季節が変わり、秋の収穫の季節を迎えます。こちらにやって来て気が付いたのですが、松戸から白井、鎌ヶ谷にかけて梨農園があちこちにあり、今はちょうどその収穫の時期にあたっているようです。鳥取県の名産と言われる20世紀梨も、もともとは千葉県が発祥の地と聞いて驚きました。
イスラエルにおける代表的な果物は、何と言ってもぶどうです。「乳と蜜の流れる地」と呼ばれたカナンですが、その「蜜」とは蜂蜜ではなく、ぶどうの蜜であったのではないかと見られています。9月下旬から10月の初めにかけて、収穫の時期を迎えると、ぶどうの芳醇な香りが、辺り一面に漂うのです。
本日の「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である」は、ヨハネ福音書の中でも特に知られるイエス様のお言葉です。この言葉が、新約聖書の教会にとって、どれほど大きな意味を持つ言葉であったかを、この朝はともに分かち合いたいと思います。私たちもまた、信仰によって、固くキリストにつながり、大地にしっかりと根を張るものになりたいと思います。
●9月4日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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