礼拝説教「主の言葉に従う」 詩編 119:9-16
★この説教の文字原稿と動画の掲載は終了しました。
週報巻頭言「主の言葉に従う」
詩編119編は、全部で150ある詩編の中でも最も分量の多い詩文で、全体で10ページにもおよぶ長さになります。ここまで長くなった理由は、この詩編がヘブライ語の22の文字をタイトルとする22の詩文から成り立っていて、そこでは、文頭の文字がすべて標題に掲げられた文字から始まる恰好になっているからです。つまり、詩編119編は、ヘブライ語のアルファベット順に並べられた22の文字をタイトルに掲げ、その文章の先頭の単語は、すべてそのタイトルとされている文字で始まっているのです。
詩人は、本日の聖書箇所で(標題はベート)「どのような財宝よりもあなたの定めに従う道を喜びとしますように」と歌っています。主の定められた掟(律法)に従い、その道を歩む人は幸いだというのです。神の定めに従うことが、そこまで喜びであるとは、なんという恵みでしょう。信仰の根底に流れる感情は「喜び」でなければなりません。詩人がなぜ主の律法を喜んでいるのか、本日はその理由をみ言葉から聞きます。
●6月19日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
|