礼拝説教「神に従う人」 詩編 1:1-6
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週報巻頭言「祈祷会の学びより」
毎週の祈祷会では、現在、マルコによる福音書からみ言葉を学んでいます。先週は、マルコ3章7〜12節から神の言葉に聴きました。主イエスがユダヤの会堂での癒しのわざを終え、ガリラヤ湖に場所を移して宣教の働きを続けられた時のことです。
おびただしい群衆がイエスのあとに従って来たために、その群衆によって押しつぶされそうになり、イエスは小舟を用意してほしいと弟子たちに言いました。大勢の群衆に対応しきれなくなり、一時退避されたのです。
教会における伝道の働きは、牧師ひとりだけに託されたつとめではありません。そうではなく、一人一人がキリストの証人であり、福音の伝達者です。もしも牧師や役員が、宣教の困難や試練に遭い、それに押しつぶされそうになっている時は、教会全体でその働きを支えましょう。それは、牧会の働きについても同じです。牧会は、信徒の声を聴き、頑なになった心を柔らかにして、再び神に向けさせるとりなしのわざです。それは教会全体の働きだと、D.ボンヘッファーは『共に生きる生活』という本の中で書いています。そのような働きを、共に担い合う教会となりましょう。バプテストの教会の強さは、そこにあるのです。
●11月21日 週報巻頭言 牧師 木村 一充
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