罪に死に、キリストに生きる

投稿日時 2010-11-08 17:20:26 | カテゴリ: メッセージ

               【罪に死に、キリストに生きる】
 バプテスト教会に来て、初めてバプテスマ式をご覧になった方はたいていびっくりなさいます。礼拝の途中でザブンとやるわけですから。「講壇の後ろには水槽があったのか!」と初めて知る方もおられます。
 一般的に知られる「洗礼」という言葉が示すように、バプテスマは罪の洗い清めを象徴しています。しかし、聖書の真意によれば、それは単なる洗い清めではなく、「死と復活」を指し示すべきです。
 水に沈める。それは、キリストと共に罪に死ぬ事を意味します。そして、水からの引き上げ。それは、キリストと共に新しい命に復活する事を意味するのです。
 クリスチャンになるとは、言い換えれば「生きている内に一度死ぬ」ということです。死ぬべき罪人として死ぬ。滅ぶべき罪人として滅ぶのです。ただし、その死、その滅びは、キリストが十字架で背負ってくださいました。私たちは、キリストの死に与っています。そして、彼がよみがえらされたことによって、その復活の命にも与っているのです。今日、記念する先輩方は、この罪人の死と復活の命に与る信仰を得、永遠の命の歓びの中で地上の生涯を終えて行かれたのです。 
                ●11月7日週報巻頭言 吉高 叶





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