伝道―教会の大切な働き

投稿日時 2021-07-31 15:49:28 | カテゴリ: メッセージ

✣ 伝道―教会の大切な働き ✣

    教会とは、イエス・キリストを主と信じる者たちが、イエスの名のもとに集う場所です。教会とは建物のことではありません。使徒パウロの時代に会堂はありませんでした(当時のローマ帝国では、会堂建築は認められませんでした)。それにもかかわらずキリスト教は帝国全体に浸透し、やがてコンスタンチヌス帝の時代に公認されることになります(313年 ; ミラノ勅令)。ローマ帝国内には、さまざまな人種や民族が暮らしていましたが、帝国の治安は悪化するばかりでした。そのような中で、すべての人に平等に愛を持ってかかわった教会の働きが、もはや無視できないほどに大きな勢力となっていたのです。
    帝国内で、信徒の数が増えていった要因のひとつに、キリスト教がきわめて伝道的な宗教であったことが挙げられます。そのため、初代教会の時代、キリスト教徒は迫害されました。しかし、厳しい迫害の下にあっても教会は伝道の働きを止めませんでした。そして、最後は、ローマの国教に定められます。伝道は教会の「命」だったのです。
    栗ヶ沢教会からお招きをうけ、本日から牧師として着任いたします。貧しき器であり、ご期待に応えることができるかどうか全く自信はありません。しかし、教会を愛し、この地域を愛し、皆さまに仕えつつ、伝道の働きをしたいと願っています。皆さまのお支えを、お願いいたします。

●8月1日 週報巻頭言  牧師  木村 一充






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