✣ “キリスト者と呼ばれて”のみ言葉に導かれて ✣
今週は使徒言行録の学びの中で、アンティオキア教会で、はじめてユダヤ人以外の異邦人に主イエスについて福音が述べ伝えられました。それから2000年の時を経て、今も私達に福音が伝えられています。「キリスト者」として呼ばれた方々の聖霊の導きに裏打ちされた、力強い伝道の姿がなければできなかったことです。
私は、現役の時、生活のすべてを仕事に懸け、地域の方々との交わりを持つ余裕もなく過ごしてまいりました。勿論、自らがクリスチャンであるということを会社の人に口外することもありませんでした。現役を引退して10年以上がたちましたが、今は地域の方々との交わりを大切にしています。
今勤めている職場の方々、町内会の役員として、主催する地域の方々とのゴルフ会、近所にある温泉でのお付き合い、愛犬の散歩で出会う方々、そして家庭集会(現在はコロナ感染防止のため休止中)など、たくさんの地域の方々との交わりを持っています。そしてその多数の方々は、私がクリスチャンであることを知っています。
しかし、年に一回、教会でもたれる“気軽にクラシック”の音楽会にお誘いして教会を知ってもらうこと以外、日々の生活の中で伝道活動をしてまいりませんでした。
今回の使徒言行録の学びを通して、自らの信仰の在り方が問われました。キリスト者=クリスチャンとして、地域の方々との交わりの中で、キリストを伝道していくことが求められていることを、改めて気づかされました。
●5月9日 週報巻頭言 教会員 H.T.
|