✣ 3・11をおぼえて ✣
3月11日、東日本大震災発生から10年を迎えます。今年も、東日本大震災現地支援委員会から祈りの言葉が届きました。ともすれば、「被災地」のことが遠くなってしまう私たちですが、現地から発信される祈りによって、鈍くなった心が目覚めさせられます。
「…コロナウイルス感染症の影響の中、緊張した一年を歩んできましたが、2011年3月に発令された原子力緊急事態宣言は未だ解除されていないことも忘れてはいけません。これからも放射性物質による汚染と健康被害の恐れは続きます。私たちは引き続き目を覚ましつつ、祈りを合わせていきたいと思います。また、2021年2月13日には、震度6強の福島沖地震が発生しました。この地震は、東日本大震災の余震であると言われており、震災が今も続いていることにショックを受けました。東日本大震災からの10年を思い巡らしている時期の大地震だっただけに、精神的なダメージは計り知れません。…また近いうちに東日本大震災レベルの地震が発生するのではないかと不安な毎日を過ごしています。ぜひ、主の守りがありますようにお祈りください。」(現地支援委員会委員長 金丸真)
本日、お手元に「東日本大震災から10年を数えての祈り」を配布しています。苦難の中で悲しみ、痛んでいる人たちをおぼえ、共に祈りを合わせたいと思います。
●3月7日 週報巻頭言 牧師 村上 千代
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